こんにちわ、たまりんです。
今回は、ルーベSL4に関する機材変更です。
パワーメーター取付けシリーズの最終回となりますが、4台中で一番厄介な変更でした。
ルーベSL4は、ボトムブラケットがスペシャ独自のOSBB(30mm軸)で、FSAのBB30用カーボンクランクSL-Kに換装しています。
そのため、SPDペダルのままパワーメーターを取り付けるためには、コンバージョンBBを使用して24mm軸化して、シマノクランクにする必要があります。
■用意した物■
①コンバージョンBB
PRAXISWORKS スペシャライズドOSBB用
OSBB用は選択肢が少なく入手可能だったのはプラクシスワークスのみ。
②シマノクランク
5アームの必要があり、入手できたのはアルテグラ FC-6750。
③パワーメーター
4iiii PRECISION 2.0 3D パワーメーター
グレードを合わせて6800用。
この先は、ついでの変更。
ルーベSL4にもフロントバッグを付けたが、ハンドリング悪化を少しでも改善するために、ハンドル幅を40cmから42cmに変更することにした。
また、ハンドルバッグを付けるとライトの装着場所に困り、従来はハブ軸ライトアダプターを利用していたが照射範囲に難があるため、バーエンド部にも付けられるようにする。
④ドロップハンドル
FSA Adventure Compact Road 420mm
下ハンのテーパーが大きく、ブラケット部C-C420mmなのに対し、バーエンド部では480mmもある品。
この広がりによりフロントバッグがあってもハンドル内側にライトが装着できます。
⑤ライトアダプター
ミノウラ バーエンド・ライトホルダー
バーエンドキャップの代わりに装着するタイプ。
■作業概略■
クランクを外すと、圧入されたBBが現れます。
専用の圧入BB外し工具を持っていないのと、カーボンフレームを叩きたくなかったので、BB外しはショップに依頼することにします。
そこで、昨年買い替えた車には初めての車載となりました。
サイズの大きいフレームなので寝かさないと積めません。
薄々感づいてましたが非常に積載効率の悪い車と判明。
ショップでは手際よく簡単に外してくれました。
工賃が高く感じる程でしたが、まあそこはプロの作業への対価ですね。
お次はコンバージョンBBの取り付けですが、このフレームには写真下側2点の樹脂スペーサーは不要であることが判明。
フレーム穴は内径42mm&外幅68mmで、上側2点のBB30用セットのみでOK。
つまりは2014型ルーベSL4エリートは、カタログスペック上はOSBBとされているが、実はただのBB30ということ!?
釈然としませんが旧型バイクの仕様を追求しても虚しいので作業に移ります。
BBの装着ですが、樹脂スペーサーが無くなったので、アルミ穴に対してアルミBBを圧入することになります。
アルミ対アルミは滑りが悪いというか、かじりの発生が必至な組み合わせです。
予定では長ネジ&ナットの簡易治具で圧入するつもりでしたがそんな物では入る訳がありません。
叩きたくなかったカーボンフレームを、やむなく叩いて圧入することになりました。
斜め入りしないように均等に叩いていきますが、圧入代も大きいようで全然入っていきません(汗
最初は軽く叩いていたのが結局かなりの力が必要になり、最後は半泣きヤケクソ状態で叩きまくり、何とかセットすることが出来ました。
次回のBB交換を考えると恐ろしいので考えないことにしておきます。
クランクは、純正チェーンリングを外して、たまりん仕様の46T真円/38T楕円のチェーンリングに付け替えます。
本当はFC-5750の方が段差がなく美しく仕上がるけれど、出物が無かったから仕方ない。
クランクをフレームに装着して、シマノ化が成功!
そしてパワーメーター付き左クランクを装着して目的を果たすことが出来ました♪
チェーンステーとのクリアランスも余裕でOK。
ハンドル回りの作業に関しては、苦手なのと、ありきたりなので省きます。
下ハンの広がった部分にライトホルダーが収まりました。
フロントバッグ&ライト装着状態に関しては、別記事でUPする予定です。
以上にて完成!
SPECIALIZED
ROUBAIX SL4 Ver.7.0
シマノクランク&パワメ仕様
相変わらず体調は乱高下していますが、ルーベSL4でも日々の調子に合わせて走りをマネジメントできるようになり、早速活躍しています。