こんにちわ、たまりんです。
今回も冬用シューズのレビューです。
前回紹介したノースウェーブRaptor Arcticは、防寒性能は高いのですが履いたり脱いだりが大変でした。
そこで毎日のように使う練習ショートライド用に、気軽に履けるシューズを新たに購入しました。
シマノMWを終売になる前に買っておけばこんなことにならなかったのに・・・と悔やまれますが、購入した2つのシューズは防寒レンジや軽快さが異なるので、贅沢に使い分けることにします。
SiDi
Breeze Rain MTBシューズ
夏シューズのTRACEと同じ43サイズでもこちらは靴下2枚履きできる程度大きめの造り。
MADE IN ITARYなのが嬉しい。
海外通販を見比べて、CよりもPよりも安かったMERLiN CYCLESで購入。
ちなみにノースウェーブもここで購入。
ただし現時点では高くなってしまっている。
外観としては、延長されたネオプレン部分を除けば夏シューズと造りが変わらず、とてもスッキリしている。
足首部分のネオプレンがベルクロにより開閉可能で脱ぎ履きがとても楽♪
タイツはネオプレンの内側に入れる方が良いです。
旧式のベルト調整式ですが、内反小指があり爪先部分をあまり締め付けたくない私にとっては個別調整が出来て都合が良い。
また一番上のネオプレン部分は、あくまでも開閉蓋の役割で、ゆるめがGood。
ここをきつく締め込むと足首の自由度が失われて、甲の部分に痛みが出やすい。
後面には、再帰反射テープ付きで夜も安心。
ペダル回転に連動して動くので、一目で自転車と認識してもらえる。
ソール外観は、夏シューズのTRACEと全く同じ造り。
赤い部分は軟質樹脂でゴム底ほどは歩きやすくない。
ソール硬度は、コンペティションソールと謳われていて、実感6~8程度。
夏シューズと同等の踏み心地でペダリングしやすい。
レインシューズの名の通り防風防水で、ラチェットベルト上端の範囲まで水侵入防止が図られている。
そしてアッパー生地は蒸れ防止の透湿性の表皮となっている。
2時間高強度の走行で、ソックスに湿り気は出ないからまずまずの性能。
内張りは、保温性の織物が縫い合わされている。
これだけで靴下1枚分相当あるので、さらに2枚履き等すれば防寒性能は高まる。
使用温度レンジの表示は無いけれど、前回のノースウェーブRaptorArcticと同じ物差しにしたら0℃以上対応程度と思われる。
インソールは表面にフェルト張り。
薄いので保温性はあまりないけれど、踏み心地を優先した結果と思われ、このシューズの性格に合っていると思う。
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以上、SiDi Breeze Rainシューズの簡単なレビューでした。
最初は足首部分にごわつきを感じましたが、一番上のベルクロを緩めにすることで解決し、連日のヒルクライム練習で快適に使えています。
見た目がスタイリッシュ、脱ぎ履きも楽、踏み心地も良好と、防寒ブーツの欠点を解決した製品で、これはお勧めできます。







