5月15日(月) 曇り時々晴れ 18℃
雨予報でしたが降りそうもないので、富士宮市歩く博物館Eコースを歩いてきました。
C,Dコースとヘビーなコースが続いたため、
今度は楽させてもらい軽く回ってくるつもりが、そんなに甘くはありませんでした。
最初は軽く見ていましたが、歩く博物館、意外と難敵かもしれません。
※無料配布されているコース紹介パンフレット画像を載せておきます※
スタート地点に指定されている富士宮市役所北山出張所から歩き始めます。

駐車場は20~30台分あります
ただし隣に北山小学校があり、時間帯によっては送迎車で一杯かもしれません
(最近の傾向で田舎の小学校は送迎が当然のようになっている)
最初の曲がり角に、いでぼくの看板がありますが、
さすがに歩き始めたばかりで、立ち寄るのは我慢します。

10分ほどで、日蓮高弟「六老僧」のひとり日頂が開いた①正林寺に到着。

本堂は新しそうです
日蓮聖人らしき石像がありますが、これまた新しそうです。

細い道を抜けて、次へ向かいます。

しかし北山中学校が近づき、次の見どころは・・・とパンフレットを見て愕然。
正林寺で撮るべき写真が違ってました。どうりで本堂も像も新しいわけです(>_<)
一瞬迷いましたが、前コースでも撮りそびれた写真があり、戻ることにしました。
1km程の痛いロスです。
①正林寺の本来の見どころ、日頂の墓碑。

再び北山中学校に向かって、何とグラウンドの中に立つ、日尊の梨の木。

授業時間中なので校内に入る訳に行かず、遠景のみです
そして②北山本門寺。まずは仁王門。

巨大な題目杉。

南無妙法蓮華経の7文字に合わせ、日興が7本植えたが落雷他で3本しか残っていない
パワースポットなので少し力を分けてもらってきました
本堂

日蓮聖人銅像と開山堂。

そしてここで探すべき見どころは、日尊の腰掛け石でした。

五重塔跡は、マップルートで破線のオプション扱いでしたが、当然行きます。
林の中へ入って・・・

小高い丘の石段を登って・・・

基礎部分だけが残っている本門寺五重塔跡。

基礎の岩には柱を立てた跡があります。

砕石が転がっている部分が心柱の位置ですが穴跡は確認できませんでした
仁王門前に戻り、坊が立ち並ぶ参道を南に進んで・・・

山門跡。

ここも基礎の岩が残るのみとなっています
山門跡が折り返し点となり、帰路は中道往還で戻ります。

中道往還沿いには飽きない程度に見どころが点在していて、テンポよく進みます。
題目碑 稲荷神社


そして歩く博物館の中道往還説明板

道祖神 天満宮


菩薩像・題目碑 馬頭観音・題目碑


ゴールが近づいてきましたが、ここまでで既に標準タイムの2時間を超えており、
毒を食らわば皿までと、さらに破線さえ無い番外オプションに向かうことにします。
北山用水掛樋
上流から流れてきた北山用水が・・・

掛樋に流れ込み・・・

谷深い大久保沢と立体交差。

本妙寺

油断して山門をくぐると、石像に襲われそうになりドキッ!

そして本日見て回った中で一番心打たれたのは、
参道出口部分にあった説法掲示板(しかも裏側)でした。

今日歩いたことも意味あったよな、成すべきことだったよな、
と自問自答しながら北山出張所に帰還。
この中道往還の旧道を歩くEコースは、もともと長かったようですが、
オプション二つに自滅オプションまで付いたら表示の倍の距離になってしまいました。
マップ表示の距離と時間は信じて良さそうとしてましたが、それは誤りで、
今後はしっかり下調べしておかないと予定が狂ってしまいそうです。
距離/歩数/所要時間:9.4km/14400歩/2時間43分


