今日は、お墓参りに自転車で行くことにして、少々長いポタリングに出かけました。
行き先は小山町の富士霊園。
自転車乗りには、”富士スピードウェイの隣り”といえば解りやすいですね。
8時に出発。
天候は快晴で、夏富士がくっきりと見えています。

十里木ルートで向かうので、900mの山越えがあります。
すでに気温は上がっており日差しも強く、体温を上げないようにと、
そして汗もかきすぎないようにと、いつも以上に抑えたペースで上っていきます。

それでも2本差しのボトルが途中で心許なくなり、途中で給水して、
上り坂終点の富士山こどもの国を通過。

6体ある”ろっくん”の中では、こいつが一番男前でお気に入りです
下った先の裾野の自衛隊演習場では、すすきが青々と茂っていました。

その先は、少し下ったり登ったりを繰り返して、目的地の富士霊園に到着。

霊園の中も10%ぐらいの急坂が続いていますが・・・
苦労して来ただけに、いつもよりも念入りにお参りをして、帰路につきます。
しかしここで選択肢・・・
『来た道を素直に戻るか、それとも頑張って籠坂を上るか?』
一応その気で準備をしてきましたが、十里木の上り返しは急坂で好きではないのと、
今日は調子が良さそうなのとで、籠坂を上ることにしました。
つまり富士山一周コースで帰ることにしました。
途中、道の駅すばしりで毎度のごとく昼食をとり、籠坂をこれまたゆっくりと上り、籠坂峠に到着。

峠から先は、右の国道138号ではなく、左の林間別荘地コースを下ります。

車は通らないし、涼しいし、こちらのコースがおすすめです
今日はここまででかなり時間が掛かっているので、富士五湖畔は回らずに
国道ルートで、最後に余裕があれば本栖湖を見て行くことにしました。
富士吉田市街に入ったら、いつものごとく路肩の狭い区間で渋滞。
ストップアンドゴーに嫌気がさして、北口本宮富士浅間神社に飛び込みました。


富士山世界文化遺産構成資産です
富士宮の富士山本宮浅間大社が雅な感じなのに対し、荘厳な雰囲気です
予想外に良かった富士浅間神社に心がときめき、
今度、世界遺産の浅間神社めぐり&フジイチをやってみようと思いました。
また少し進んで、フジQの横を通過すると、いつもと違って妙に静かです。
よく見るといつもは絶叫を振りまいているFUJIYAMAが動いていません。

今日の富士五湖方面は、FUJIYAMAも止まるような強い西風が吹いていました。
漕いでもスピードは出ないし、ふらふら煽られるし(ディープリムは失敗)、
おまけにフェーン現象なのか標高800mのくせにやたら暑いしで、
体力と集中力を消耗させられました。
国道で帰ると、ずっと風とケンカしながら走ることになるので、
鳴沢線ルートに予定変更しました。
鳴沢線に入ってすぐに、気が抜けたのかハンガー気味になってしまい、
パディーフィールドの看板の下でジェル補給休憩させてもらいます。

鳴沢線の林間コースは風もなく落ち着いて走れます。
そして富士ヶ嶺で景色が開けると、見事な富士山が!

赤い溶岩と森林帯の緑がはっきりわかる夏富士はなかなか見れません
40倍ズームで、剣ヶ峰の測候所まで見えます。

最後にいい景色を拝めて良かったと満足して、16時に帰宅。
今日はアベレージが20km/hにも達せず激遅になってしまいましたが、
それでもこの暑さが一番堪える夏の始めにフジイチができたのは大きな成果です。
この夏、暑さで引きこもりになることなく、走り回れそうです。
Distance:122km
Mission Seventy Seventh Accomplished.
