ルーベのボトムブラケットを交換しました。
前々回のライドからクランク回転に同期して音が出始め、前回ライドの後半には漕ぐたびにパキパキと盛大に音が鳴り響き、オンボロ自転車に乗っているみたいな情けない状態になってしまいました。

今までのはTOKENのティラミックTK877TBT(セラミックBB)
購入価格は1諭吉を超えていた高級品です
付けた当初は回転が軽い気もしましたが、7000kmしか走れませんでした
外してみると、内部のベアリング回転にゴリ感があり、やはり寿命です
そこで、今回はシマノ純正に戻すことにしました。
ただし7800系は、今更入手しようとすると面倒な方法しかありません。
幸いなことにボトムブラケットに関しては、最新のデュラエースでもホローテックⅡのままで互換性があるので、そちらにします。

SM-BB9000 今回はbicisanaで購入
しかし、外したものと並べてみてびっくり。外径が小さくなっています。

しまった今までの工具が使えない、やっちまった! と思っていたら、箱の底にアダプター工具が入っていました。助かりました。

左が付属アダプターTL-FC24(樹脂製)
右はソケット用の従来工具TL-FC33
樹脂のアダプターを介しての締め付けとなり、ぐらついて作業し辛くなりましたが、無事に交換できました。
BB交換のついでに、ワイヤー類もアウター・インナー共に交換しました。

OT-SP41 ポリマーコーティングではなく、信頼のPTFEにしておきました
ついでと言いつつも、ワイヤー交換の方が遥かに面倒です。
ロードのアウターは何でこんなに分割されているんだと、文句を言いながら末端のヤスリ掛け処理をしていました。
交換したのがあまりに久しぶりすぎて、変速調整も手間取ってしまいました。
更についでで、小技系の小物類が摩耗して伝達ロスになっている気がして外しました。

HIRAMEの変速バナナは、もうフロントバッグを付けることは無いので不要となりました
KCNCのプーリーは、肉抜き穴にオイルや泥が詰まってすぐに汚くなるので外したいと思っていました。またガイドプーリーは、ベアリングもガリってて、潮時でした。
最後に、難易度の高いビオモルフェへのバーテープ巻きを、毎度のごとく何度もやり直して、ようやく完成!

近所を試走してみて、あちこちから出ていた音は消えているし、変速はパシパシ決まるし、今までのは何だったんだというぐらい快適になりました。
もっと早くやれば良かったと反省しています。
以前はバイク弄りが好きで、意味もなくパーツ交換したりを繰り返していましたが、最近は最低限のメンテさえ億劫になってしまっています。
今回のプチオーバーホールも、ルーベに2年ぶりに乗り出した時から「やらなきゃなあ」と思いつつも延び延びになってしまっていました。
実はあと3台、今回と同等かそれ以上の手間が必要なバイクが控えています。
今は考えるだけで憂鬱になるので、また弄りたくなる時が来るのを待っています。