ディープリムのスピナジー・ステルスカーボンPBOのタイヤを交換しました。
SPINERGY STEALTH CARBON PBO
今迄付けていたのは、パナのクローザー赤で、トップページの写真と同じものです。
ただし訳ありのタイヤで、100km程度しか走っていないものを、チャック付きポリ袋に入れて2年程クローゼット内の暗所で保管していたものです。
まだ製造時の型割りのバリが前後タイヤとも残っているほどで、単品状態での見た目も手触りも新品同様だったのですが、ホイールに取り付けてエアを入れるとショルダー部に所々ひび割れが入ってしまいました。
やはりカラータイヤは、一度紫外線を浴びてしまうと、その後の劣化が速いのですね。
あまり良くないなとは思っていましたが、資金的な都合もあり、その状態でロングライドを2本走ってしまいました。
ところが先日、そんちょうさんのバースト記事を読んで、怖くなってしまいました。
もしロングに出て山の中でバーストしたら、途方に暮れてしまいます。
高速走行中や交通量の多い道路走行中では、命の危険にもかかわります。
そこで慌ててタイヤを購入し、交換することにしました。
タイヤ選定に当たり、気にしたのは、太さと色です。(もちろん¥も安い方がいい)
先日の河口湖付近R138の悪い路面で、ルーベ+ザイロンスポークの乗り心地重視の組み合わせにもかかわらずガタガタで嫌になってしまったので、さらに振動吸収性を求め、23cから25cにサイズアップすることにしました。
もう1セットのホイール(カンパニョーロ・ゾンダ)に入れている、パナレーサー・ツアラープラス・ブルベエディション26cで良い感触を得ているので、私レベルの速度域では太くしても走りの鈍さにはつながらないと考えました。
Campagnolo ZONDA / Panaracer TOURER PLUS Brevet Edition 700x26c
もう一点は、カラータイヤであること。
私はディープリムを履くときは、華やかに走りたいと思っています。
ルーベのフレーム色が黒っぽいから、せめてタイヤには色を入れてやりたいです。
今までにPRO3を履いても、GP4000Sを履いてもあまり違いを感じることのできなかった男なので、タイヤの細かい性能うんぬんよりも色がついていることを重視しました。
それら条件に当てはまったのが、Panaracer RACE A Evo2 25C レッドです。

ディープリムに25cタイヤは変かな?と思っていましたが、実際に付けてみると、あまり違和感を感じませんでした。
走った感じもバッチリで、先日の奈良田行きで、登坂・悪路・向かい風といった苦しくなる条件でも快適に走ることが出来ました。
タイヤ交換のついでというか、必然的にチューブも25c対応品に交換しました。
チューブに関しては、私はパナのR'AIR信奉者で、所有するすべてのバイクに入れていたのですが、このスピナジーに入れる60mmスーパーロングバルブ18c-23cに関してはエア抜けが速く、3日放置すると1.5Barぐらい落ちてしまっていました。
そこでチューブもロングライド中のエア圧変化が起きないような気密性の高いものを意識して選びました。
マキシス ウェルターウェイトチューブ 700x18-25c 60mm

MAXXIS WELTER WEIGHT TUBE
軽量級でもなく重量級でもなく、やや薄の中量級ブチルチューブです。
R'AIRが77gなのに対し、89gとちょっとばかり重いですが、私の体重オーバーに比べればゴミの世界です。
空気を入れて4日ばかり経ったタイヤも初期の堅さを保っており、気密性は良好です。
今回のタイヤ・チューブ交換では、23c用に買い溜めた予備チューブストックが無駄になり金銭的には厳しいものとなりましたが、私にとって最強のグランフォンドホイールを作成することができ満足いく結果となりました♪