今週は雨気味の天気が続きそうですが、今日だけ晴れることが分かっていたので、
昨日のうちにルーベのステムを交換しておきました。
割れたステムは、26mmクランプで10度というレトロな規格のもので、
同等品はなかなか良いものが見つからず、
また今更そんな規格のものをあえて買うのも気が進まず、
「手持ちの31.8mmステム+ハンドルシム」で対応することにしました。
余分なものを挟んでしっかり固定できるのか懸念はありましたが、
規定トルクで締め付けてみると、全く問題なさそうです。

近くで見るとシムが目立ちますが、ライディングポジションからは
ほとんど見えず、私的にはOKとしました
* * * * *
今日の行先は、ルーベでの100km修行を再開しようとコースを考え、
自宅~本栖湖~本栖みち~富士川沿いコースが、
今の季節と体力的に良さそうだと決めました。
まずは本栖湖目指して緩斜面を淡々と登ります。
出発時は進行方向に霧がかかっている感じでしたが、
予報を信じて進むと次第に晴れてきました。

国道も今日は車が少なく走りやすかったです
ただし大型車率は高いので気が抜けませんが・・・
前回MTBで本栖湖へ行った後だけに、ロードでは気持ちよくすいすい進み、
余力を残して2時間弱で本栖湖に到着。いい感じのペースです。

今日は暖かく、標高900mでも半袖上下で丁度良く、風を切って進むと爽快です。
鳥のさえずりもあちこちから聞こえ、南岸の森林地帯はさぞかし賑やかだろうと
周回コースに入りましたが・・・まだ冬季閉鎖中でした。

もう雪や凍結の心配は無さそうなんですけどね
気を取り直して、本栖寺前の枯れ桟橋で昼食にしました。
この先補給できるポイントはほとんどないので、
背負ってきたおにぎり3個を胃袋に詰め込んでおきます。

再充電したら、本日のメインディッシュの本栖みちへ。
ライトを点灯して、いつもは入らないこのトンネルへ入ります。

トンネルの先は、下部までの約20kmのワインディングロード。
一気に駆け下ります。

本栖みちは、トレーニングで登るストイックな方もいるようですが、
私は下りが断然好きです。
せっかく良いフレーム・良いホイール・良いタイヤを自分なりに選んで
使っているのに、こういう道を走らないなんてもったいない!
ルーベも久しぶりのワインディングロードで、とても活き活きと走り、
思い通りにラインをトレースしてくれました♪

下部を過ぎて楽しい下り坂が終わると、
残るはやっつけ仕事の富士川東岸アップダウンコースです(山梨県道9号線)。

ルートラボには反映されないような小さなアップダウンの繰り返しで、
地味に体力を消耗させられていきます。
しかも富士川沿い特有の海からの吹上げ(向かい風)で、
下りの勢いもつけられず、ますますしんどいです。
風と喧嘩しても勝ち目はないので、
軽いギヤでクルクル回して持久戦に持ち込みます。
こうなることは最初からわかっていましたが、
このコースを今日走ったのは理由がありました。
県道9号線は、富士川桜街道と呼んでも良いくらい、随所に桜が植えられています。


しかも今日は、ちょうど桜の盛期が過ぎたところへ、風が吹いています。
道路上は風に舞った花びらが桜吹雪となっており、
その中を駆け抜けてとても贅沢な気分を味わうことができました。
普段は嫌いな風も、今日ばかりは感謝です。
最後の富士宮への登り返しも、余裕はなかったですがヘタレることなく
走りきることができました。
こっそり持って行った輪行袋のお世話になることもなく、達成感アリアリです。
今日走り切れたことで、盛期の6~7割ぐらいは体力が復活した感じです。
これ以上を求めようとすると、持病の関係でまた体調を崩しかねず、
現在ぐらいの力を安定して出せるよう維持していこうと思います。
Distance:107Km
Mission Sixty Third Accomplished.
