何度見ても心が震えて泣ける。
静流のように最後まで純粋な「愛」を貫きたかった。
自分の命とひきかえに、誠への愛と命を輝かし生きることを選んだ静流。
静流のように、潔く強く優しく生きたかった。
19歳の頃からつきあい
長い交際の末、結婚。
ただ一人の男性と一生添い遂げると思っていた。
でも、出来ずに・・・
傷つき、傷つけて 人を愛する事が怖くなってた。
命にかかわる病気ではないけれど、
彼のために治さないと・・・と焦った。
病気さえ治れば・・・と思っていた。
いつの間にか、一番大切なことを取り違えてた。
気付いた時には遅かった。
ただ一つの救いは、
最後の別れは彼の事を大切に思うから決めた事。
でも しばらくするとそんな気持ちも忘れ・・・
砂丘を彷徨うような毎日が過ぎていった。
わたしは、どこへ行こうとしていたんだろう・・・
ここはどこなんだろう
気をしっかりもたなくちゃ・・・
口では次の恋愛をして、パートナーを見つけようと言っていたけど
心は凍りついて 扉の蝶番は錆付いてた。
人を愛するのを拒否・・・逃避してた。
さすがに、これではヤバイと自分でも危機感をおぼえ
どうにかしないと・・・と思っていたとき
偶然に観た この映画。
ストーリーもあらすじも全く知らずに観た。
頭をハンマーで殴られた程の衝撃。
私も 静流のように最後まで純粋な「愛」を貫きたかった。
自分の命とひきかえに、誠への愛と命を輝かし生きることを選んだ静流。
静流のように、潔く強く優しく生きたかった。
でも、できなかったんだよ。
それを認めることができなかった。。。
考えないようにしていた。
相手のせいにして。。。
でも、ちがう。
私ができなかったんだ。
あらためて そんな自分と対峙して
それを 受け入れながら 涙がとめどなく流れた。
凍り付いてた心は暖かな涙で融けだし
錆付き閉じていた扉の蝶番はなめらかに動き出した。
それまでモノクロの世界に住んでた自分に初めて気付いた。
こんなに世界は鮮やかな色にあふれていたんだ。。。
そんな事もわからない程 麻痺していた。
アスファルトのように硬く、草一本生えていなかった地面は
黒々とした柔らかな土になり
小さな緑が芽吹き
小さな花をつけた。
やっぱり、人を愛するって素晴らしい。
わたしは 静流のように 潔く 強く 優しく 愛を貫く事ができなかったけど・・・
ジタバタして あがいて
自分でも驚くほどの黒い感情もたくさん。。。
でも、今はそうだった自分も愛おしく感じれる
また人を愛してみよう。
映画で、人生観が変わるなんて思いもよらなかった。
そんな力が映画にあるなんて・・・
でも、あったんだ。
また、人を愛せる。。。
ありがとう、君よ・・・
君と巡り逢わなければ、わからなかった沢山の想い
感謝しています。
ありがとう。

