愛とは決して後悔しないものよ
と言う台詞のたまらさVersionを
綴っておりまする(^^ゞ


初、車社会に出て
無事に海岸線に辿り着き
右手の海の景色を感じながら
自動二輪免許を取得した実感を
鬼巳は味わっていた。

走行して2時間したぐらいに
クラッチレバーが硬いのと
ハンドルに伝わる振動で
右手に疲労感が達してきたのだ。
気まぐれ日記-201005141009000.jpg

無理もない…。
教習時間は50分で一時間以上の
走行を乗りこなしていないからだ

それでも休む事なく
山中で、初心者には穴場の
ショートコースなワイディングロードも
楽しんで再び海岸線に出た。

山海(やまみ)海岸である。
海に面してのT字路の交差点は
信号待ちには、うッてつけの景色を
眺める鑑賞timeであった。

絶対…単車に乗ッた自分の後ろ姿
が絵になってるに違いないと
思わずにはいられなかった…。
他のライダーを見た時の自分を
重ねていた鬼巳だったからだ…。

山海を右折して、来た道を折り
返し新舞子まで戻ってくると
右手の限界を感じ
路肩に寄って信号機の傍で
単車に乗ったまま右手のグローブを
外し揉んでいると・・・
単車の音が近づいてきて
数台という事も分かった…。
声掛けてくるなよと思いながら
振り向くと3台の信号待ちだった

青になると3人のライダー達は
走り去って行った…。
(ヨシヨシそれでいいのだ(*^_^*)

右手が、ジンジン状態で
2度目の青もやり過ごし
再び赤信号になるころ
排気量の大きい音が近づき停止。

(声掛けてくるなよ)と思った瞬間
『どこまで行くの?』と男の声
どう見ても自分しかいないのに
自分を指差し、私?と無言で聞いた
『そう・・・あなた』と大型ライダー。

なんて言ったらいいんだ?
昭和区?名古屋?
『名古屋まで』に『そうなんだ』
と言って青信号で大型ライダーは
その場を走り去った…。

(何だアイツ声掛けてくんなと思って
んのに、そうなんだで終わりかよ)

右手の痺れをまた緩和し始めた時
大型ライダーが前方の交差点に
止まっていて振り向いているのに
気づいたのだった…。

つづく…。

ご拝読を誠にVery
ありがとうございましたドキドキ(-人-)