韓国の芸能界に詳しいライターの児玉愛子さんは「韓国だけでは市場が小さく、CDも売れない。韓国の芸能事務所は最初から日本など海外進出を見越して『アイドルの卵』と長期契約を結び、トレーニングを重ねた上でヒット後に売り上げを回収している」と指摘する。“未完成”のままデビューさせ、あとはファンが育てるといった日本的なアイドルの売り出し方とは逆だという。
日本で絶大な人気を集めた後、昨年、分裂した男性グループ「東(とう)方(ほう)神(しん)起(き)」。メンバー5人のうち3人が所属事務所と結んでいた13年間という専属契約は不当として契約無効を求める仮処分を申請。過酷なトレーニング、寝る間もない過密スケジュールに反した少ない報酬から韓国では「奴隷契約」との批判も起きた。
児玉さんは「所属タレント全員がヒットするわけでもなく、事務所側がヒット後に投資分を回収しようとするのはある程度仕方がない」としながらも、「日本でヒットを経験し、想像を超える金額がやり取りされているのを知ると、アイドルにとっては自分たちの契約はおかしいとなる。KARAの騒動の背景にもこのこじれがあるのでは」と分析している。
(産経新聞)
日本でもAKB48のようにあまりにもメンバー間格差があるのもどうかと思いますが。
「週刊文春」の記事に特に反論もないですから、特別扱いされている数人以外はメンバーの給料5万~10万は本当なのでしょう。
韓国人のほうが日本人より強く権利を主張するのでしょうか。
枕強要があったとかないとか、AKBの都市伝説でも枕が嫌で脱退した人もあるとかないとか。