
空海(弘法大師)を推したい。
遣唐使の一員として中国(唐)に渡り、当時最新の考え方だった密教などを伝えた。
高野山に金剛峯寺を開いて真言宗を創始。後進を育てた。今は世界遺産にもなっている。
空海が修行したと言われる、四国八十八箇所は、今も霊場としてお遍路さんが行き交う。
留学先の唐で五筆和尚の異名を取るほど、あらゆる書の達人。
古代日本にもいた、国際派知識人である。
雨が少ない香川県にある、日本最大の溜池、満濃池は彼のプロデュースで建設された。多くの人の命を救った。
全国にある弘法大師伝説からも空海の偉大さは伝わってくる。彼が開いたとされる温泉多数。
次点は織田信長と徳川家康。
信長はやはり、楽市・楽座の創設のような、スケールの大きな発想力。
家康も、利根川や荒川の川筋を変えて江戸の街の基礎をつくった。何百年と栄える街づくりの考え方がすごい。