
ひょんなことで一人で気仙沼に行って来ました。ほぼ日で募集していたミナペルホネンのはぎれでつくるパッチワークワークショップ。サイトでの募集人数はたったの10名。当たるわけないと思って応募したらなんと当たってしまいました!慌てて行き方を調べてみたら大阪からは遠いんですね。気仙沼。でもこんな機会はなかなかないので、ぶらり一人旅してきました。午後1時半がワークショップの開始時間。朝、大阪を出発したら間に合わなそうだったので、前日に東京まで行っておくことに。そして翌日、初めて乗る東北新幹線で東京駅を出発し、JR大船渡線に乗り換えてやっと着きました。気仙沼。

お昼を食べて会場へ向かいました。

mina perhonenのデザイナーの皆川明さんも糸井重里さんもいらっしゃいます。お二人とも気さくでお話もさせて頂き、心の中で感動してました。。。ワークショップはバッグチームと洋服チームに分かれていたのですが、私は洋服で応募していました。そして私たちがパッチワークする洋服がハンガーにつるされて登場しました。私はてっきりカットソーにでもパッチワークするのかな?と思っていたのに、アーカイブのワンピースやコートがぎっしり。びっくり仰天!最初はワンピースを用意していたけど寒くなってきたのでコートも追加しました。とさらっとおっしゃる皆川さん。男前だなあとまた感激しました。
初めて会った方ばかりなのに、お話もわいわいはずみ、げらげら笑いながらもみんなパッチワークの手は休めません。それぞれが素敵なアイデアたっぷり仕上がりで感心しきりでした。ほんと素敵なのが一杯ありました。糸井さんもおっしゃってたけど、パッチワークに使う布に力があるから、素敵なものができるんですよね。なかなか出来ない素晴らしい体験が出来て本当に楽しかったです。

ワークショップの間中、感じていたのがmina perhonenとほぼ日のスタッフのみなさんの心配りの素晴らしさでした。本当に丁寧で親切であったかなんです。ちょっと苦戦している人がいるとさらっとお手伝いされていました。ああいうさりげない優しい感じってありそうでないんですよね。上手く言えないけど、とても素敵な人たちでした。糸井さんも「糸問題」を抱えたりしながら、パッチワーク参加されていたのですが、お話されてるのに聞き耳立ててしまいました。一言一言がおもしろいんです。ほんとにかっこよくて素敵な方でした。出来上がったバッグ、愛犬ブイちゃんに怖がられたそうですね。おもしろ~。
そして一泊して翌日は気仙沼を観たり買ったりするつもりで気仙沼市内に宿泊しました。朝はまずアンカーコーヒーに朝食を調達に。ワークショップ中に飲んだコーヒーもとってもおいしかったのですが、この朝飲んだカフェオレが私の好みにどんぴしゃ!でした。クロワッサンもおいしかったし焼きドーナツも。後日、ネットでコーヒーと焼きドーナツお取り寄せしました。最近の毎日の楽しみはこのコーヒーを飲むことです。

お昼ご飯はさんまのお刺身定食。たしか八百円位だったっけ?安いし新鮮でおいしいかったです。このレストランがある「おさかな市場」で色々買い込み宅配してもらいました。家族にも大好評でした。

そして忘れてはいけない震災と津波の爪痕も見て感じてきました。

信じられない風景ですよね。道を遮断している船とその前を走る路線バス。気仙沼は海沿いじゃない場所は、普通の町並みのところが多いのですが、やはり海沿いはまだまだ傷跡がたくさん残っていました。私の目に見えている以上に大変なんだろうなあと思いました。


お隣の陸前高田市にも足を伸ばしました。なにもかもが流されてなくなっていました。それはもう潔いほどに。この海沿いに綺麗な松林があったなんて信じられないくらい、きれいさっぱり何もありませんでした。見渡す限り、草の生えた何もない土地とがれきの山。どうやって再建されるのかわかりませんが、陸前高田市に以前の賑やかさが戻りますようにと祈らずにはいられませんでした。
今回のワークショップを通して忘れかけていた震災と津波への思いを思い出しました。私は関西に住んでいるので、話題に上ることもニュースになることも本当に減ってしまい日々の事が忙しく遠い東北の地を考える事はありませんでした。東北のお酒が売っていたら買ってみたり。そんな事をする位。遠かったけど行ってみてよかったです。きっと糸井さんや皆川さんもそうされていると思いますが、私も気仙沼でたくさんお買い物して帰って来ました。そんな事しか出来ないけど、これからも気仙沼での楽しかった思い出のためにも気仙沼や宮城県や東北地方のものを買ったり、旅したりしたなと思っています。

旅に連れて行ったキャリーバッグ。色々探したけど気に入るのが見つけられなかったので自作しました。mina perhonenの生地を使いました。