着物でスイス街歩き〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記3〜 | キモノ・オブジェ作家  重宗玉緒のブログ

着物でスイス街歩き〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記3〜

 

 

<展示会予定> 

★2024/03/23(土)〜24 (日)
「カラフルブティックタマオ」in カラフルブティックモア
場所:カラフルブティックモア(福岡)

時間:12:00-18:00


★2024/05/18(土)〜19(月)
「デザインフェスタvol.59」

場所:東京ビッグサイト西&南館
時間:10:00~18:00(最終日17:00)
2日とも参加します!
 

 

 

 

これまでの渡欧日記はこちら↓

スイスへ出発。ロケハン・街歩き・ごはん〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記1

チューリッヒの美術館で講演・ワークショップ開催編〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記2〜

 

 

さて、今回は自分で振り返っていても楽しい着物街歩き編。

 

チューリッヒでは約6日間の滞在の中で、撮影ロケハン・美術館での講演とワークショップ・2日に渡る作品撮影などなど。

お仕事が目白押しだったのですが、その中でも合間を見つけてみんなで着物でお出かけしてきました。

 

 

チューリッヒ旧市街の夕暮れ。

町並みがとても美しい。

 

私は新作の着物「境界線」訪問着をウキウキと初おろし。

旅行中は荷物が限られる上に、作品撮影で持っていかなければ行けないアイテムもいろいろあったので、その中から組み合わせてコーデしています。

バッグやアクセサリー、ブーツなども全部洋服のときと兼用です。

 

10月のチューリヒはこの格好で歩けて快適な気候でした。

 

 

 

皆それぞれのオシャレで華やかな(ハデハデな)一団!

 

 

この日はロケハンが終わってから、着物に着替えてチューリッヒにお住まいのようこさんのお誘いで在住邦人の方の着物ディナー会に参加させていただきました。

 

旧市街のレストランだったので、その前に少し街を散策。

 

 

フェティッシュなランジェリーのお店があって、とてもツボな品揃えでした。
ここで一目惚れしたアクセサリー、後日どうしても欲しくて買いに行っちゃった。
 

 

 

食事は元武器庫を改装したレストランZeughauskellerにて。

スイスらしい料理を食べたい!とリクエストしたらようこさんが予約してくださいました。

 

スイスらしいものを頼んでいただきみんなでシェアしたのですが、どれもとても美味しかったです。

お値段もスイスにしては控えめなお値段。

マッシュポテト、フライドポテトなど、サイドディッシュに芋多めなのはあの地域の特徴ですね。

 

 

 
 
こちらは1日だけあったOFF日のおでかけ
(といっても午前中少し撮影があったりしたけど。)
 
チューリッヒ市内はほとんどトラムで移動していました。
 
 

この日も「境界線」訪問着の色違いを。

さんかくさんが「境界線」小紋バージョンのピンクを着てくれました。

 

 

 

 

 
 

 

この日は、ドイツから来てくれたフォトグラファーボッサも交えてリートベルク美術館へKIMONO展の観覧に。

 

 

このエキシビションの特徴は、伝統的な着物だけではなく、着物にインスピレーションを受けて海外で制作・着用されていた服も展示されていたり、制作年代も古いものから現代のものまで幅広くあることでしょうか。

 

 

 

 

 

 

このネットで制作されたウイッグ、生々しさが払拭されていい見せ方だなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の作品はこの「Kimono Transformed」というコーナーに展示されていました。

 

 

ここにはDiorなどのビッグメゾンが着物にインスピレーションを受けて制作したジャポニズムなドレス、

Star warsのアミダラ姫や、Bjork、フレディ・マーキュリーの衣装。

ジョン・ガリアーノやヨウジヤマモトなどの服も。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして私の作品や、日本で現在生きて活動している着物デザイナー、工芸士や職人が制作した着物も。

 

 

私の作品をマダムたちが見てくださっているのを喜びつつじっと

観察したり。

 

 

 

ロンドンのヴィクトリア&アルバートミュージアムより会場の広さの問題かボリュームは少し絞られていましたが、

着物のシュミレーターや、友禅染着物の制作工程の紹介、チューリッヒのデザイナーの作品も追加され、その地域に合わせた展開もされていて興味深かったです。

 

 

この展示、日本の美術館や博物館にも来たらいいのにな・・・・。

『外国人の方視点で見た着物』という感じで、新しい視座からみることで着物の魅力の再確認や、また違う魅力に気づけたりも出来る展示なのではないかと思います。

ぜひ現代美術館でやってほしい。

 

 

その後は日本文化を紹介するギャラリー兼ショップ「はらいそ」にお邪魔したり。

この日はオープン準備の真っ最中!

忙しい中緑茶やスイスのお菓子でおもてなししてくださって癒やされました。

 

店主のはるなさんと大木さん、とっても素敵な方でした。

いろんな場所を旅して来た方は懐が大きくて、話題も豊富でお話していて本当に楽しい。

私は短い滞在ですっかりはるなさんのファンになってしまいました。

チューリッヒに行かれた方はぜひ「はらいそ」に行ってみてください。

 

 

この写真だけ見ていると、チューリッヒにいるとは思えない。

 

そして、こちらもチューリッヒにいるとは思えない、中華庭園にて。

 

 

Chinagarten Zürichというとても丁寧に管理されている庭園。

 

私のこの日のコーディネートはここに合わせて決めたのでした。

(本当はパンプスか草履を合わせたかったけど・・・・!

旅行の準備は常にこれと荷物を減らしたい気持ちとのせめぎ合い。)

 

 

 

 

 

噂の5,000円超のパッタイ。

 

 

 

 

 

 

これ乗るの許してくれたスーパーのおじさん、ありがとう!

 

 
着物のお出かけはお洋服よりは準備の時間もかかるけど、やっぱり着ているだけで楽しさ倍増なのです。
 
 
 
「チューリッヒで着物作品撮影」編は、まだ公開していないビジュアルがあるのでそれを公開後にしようかと思っております。
 
 
 

 

 

 次回イベントはこちら↓

 

 

 

 

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