なぜかミュージカル『VIOLET』を見ることになった。

内容的に何となく興味あっただけ(立石君が出ているが)だが、何か背中を押してもらわないと見ないだろう作品に「行かないか?」と言われて「あ、行けるかも」と入れてしまった。

 

決断は本当に遅かったので後方席だが、シアタードラマシティは後方の方が見やすい。かなりしっかりと段差があるからだ。

前が少々高くてもよく見える。

でも座席は狭いと思う。

私はLCCとひそかに呼んでいるんだが、狭くてクッションはお世辞にも効いてるとは言えず、腰痛の原因になる。

 

上演時間:2時間15分休憩なし

アフタートークあり(30分程度)

 

腰が死ぬアセアセ

膀胱も死ぬアセアセ

大丈夫だったけど…

 

 

さて、この作品はヴァイオレットという女性の、自分探し(という自覚はないけど)の旅で、色々な人と出会い、別れ、そして…

バスと途中停車の街を繰りかえして展開する。

舞台の両サイドに座席があって観客が座っている、いわゆるステージサイド席。

(遠い思い出だけど『ベガーズオペラ』ってのでステージサイドに座ったことがある。臨場感あふれるけど、全体像を見たかったらまずは後方からだよな~と思いつつ)

話は重く、傷ついて別れて、癒されず、最後まで「この後どうなったか、あなたの想像に委ねます」だった。

ヴァイオレット25歳(…に見えないけど)の旅。

公民権運動時代とあって、色濃く残る黒人差別が盛り込まれているけど、見た目同じなので、東君の役が黒人だとは、話の内容からでしかわからない。黒塗りは今の時代ご法度なのか?でも、せめてぱっと見はっきりわかるくらいでないと、露骨に差別する人々の動きがわかりにくいよな。『For the people 』(2016年)くらいの黒塗りもダメなんだよな…。

 

最後、誰ともくっつかず、どうなるんだろうと思ったけど、「モンティ(立石くん)はベトナムに行って『ミスサイゴン』すると思います」(屋比久さん談)フリック(東くん)は公民権運動系に行くかも(樹里さん談)とか、色々想像の余地がある結末は良いのかも。

 

色々思うところのある作品だけど、もう一度見ろ!と言われると腰が嫌だと申しております。

ドーナツクッション持ち込み可で、通路席なら検討しますけど。

できれば120分くらいまでまとめてください。

アメリカのミュージカルは1曲が長すぎるので、リフレインやめてショートカットお願いします。

 

文句多い?けど、アフタートークショー楽しかったので、見てよかったです。

樹里さんはMCが上手い!

 

感想少ないのはいつも通りでした。