息子はいたってフツーの公立小学校に通ってますが、私の時とは明らかに教育が変わって来たな〜と思います。
他の小学校は分かりませんが、私の時に比べると、非常に細やか且つ効率的な教育になったような気がします。色々と研究されて、合理的になって来ているのでしょうね〜
教科書の内容を見ても、よく研究されているように感じます。
そして、普通のお勉強意外にも、私の時とは違うところも。
例えば最近は『生活』という授業があるのですね。
息子が指にバンドエイドを貼って帰って来たので理由を聞いたら、
「生活で、草を抜く授業だったんだ。その時に切ったの。」
とのこと。何で草抜くの?草抜いて何かするの?と聞いたら、
「・・草抜くと、スッキリするからって、先生が言ってた!!ひまわり以外の草を抜くんだよ♪」
だそうです。
・・・それは、テイのいい雑草抜き労働でございますね。授業に組み込むなんて、先生、面白すぎます。いや、きっと他にも何か学びがあったはずだ!!
それと、息子の小学校は歯磨きに力を入れてます。全国平均で虫歯が多かったことから、始まった習慣だそうです。
給食後に毎日歯ブラシタイムがあります。
先日は歯垢が赤くなる液体を塗って、磨き残しチェックをしたそうです。
他にも力を入れてるのは、音楽の楽器演奏、鉛筆の持ち方、などなど。
隣の小学校では、タケノコ狩り、多摩川の学習などもあるようです。
地域や小学校によっては、きっと『田植え』や『農業』、『海で泳ぐ』『山を登る』『めっちゃスポーツ』『めっちゃ英語』などもあるでしょうね!
先日、小学生の下校時刻にちょうど都会のど真ん中『品川』にいました。品川駅前をランドセル背負って歩く子を見て、この子たちはこんなに早くから都会の真ん中を堂々と歩けて、めっちゃカッコええ!!
と思いました。きっと、交通ルールも完璧なんでしょうね。
そんな感じで、生まれ育った環境で自然と学びも変わってくるのだろうと感じました。
どんな教育も、手に鞭持って子どもを向かわせることは難しいように感じます。
彼らを取り巻く環境から派生する『学び』こそが、真の教育のような気がして来てなりません。
息子の場合、それは『雑草抜き』であり、『虫歯予防』なのかもしれません。民家から離れた場所にある学校なので、『楽器演奏』なのかもしれません。
環境から派生する学び、すなわちアイデンティティ?
皆さんのお子さんの学校はどうでしょうか?ウチの場合はかなり中途半端な立地なので、そんなに面白いことはないですが、きっと環境によって学びもそれぞれだと思います。
子どもたちが、他とは違う、その学校ならではの学びに目を向けて、誇りを持てれば良いな〜と思います。