札幌ごみ問題トピックス~油びんはやっぱり「燃やせないごみ」で出すのが一番かな?~ | g.g life

g.g life

ブログの説明を入力します。

【この記事は、Wiki文法で書き直しのため再掲載しています。】

イメージ 1


 使い切ったごま油、オリーブオイル、ラー油、ドレッシング(ノンオイル以外)などの油びんはみなさんどうしています。

「新ごみ分けガイド」の「資源とごみの分別辞典」では、食用油のびんは「燃やせないごみ」(有料)になってます。
 ところが「新ごみ分けガイド」の「びん・缶・ペットボトル」のページに、こんな注釈があります。

 ※ごま油などの油びんは完全に洗浄されたものに限り収集

 とあるので、油びんを完全に洗浄すれば、「びん・缶・ペットボトル」(無料)で出せますが
 油びんを完全に洗浄するとは、どこまでやればいいのでしょうか、

 ネットで調べたら、

 「ドレッシングのびんノンオイル以外は有料の
 「燃えないゴミ」になる
 けど熱湯で洗ったら無料の「瓶、缶ペットボトル」
 に出していいとのこと、そうしよう! 」
 
 と書いてあったので、そりゃいいと思って、自分のホームページの「ごみ分別の手引き~札幌編~」に

 食用油の缶・びんは「燃やせないごみ」で出しましょう。ただし、ノンオイルのドレッシングのびん「びん・缶・ペットボトル」で出すことができます。ごま油など油のびんやノンオイル以外ドレッシングのびんは、熱湯で完全に洗浄したら「びん・缶・ペットボトル」で出すことができます。
 
 と書きました。

 最近、このページを見直す事があって
 見直すと、あれこれでいいのかなと疑問に思いました
 熱湯を使って火傷したらどうするの?熱湯で洗浄しただけで油分は完全に落ちるの? などなどです。
 そこで確認のために、先ほど紹介した方法を書いてあるサイトにも、もう一度いくと

 「ドレッシングのびんノンオイル以外は有料の
 「燃えないゴミ」になる」
 
 と書いてあります。
 油のびんとは書いてありません。
 あわてて、

 食用油の缶・びんは「燃やせないごみ」で出しましょう。ただし、ノンオイルのドレッシングのびん「びん・缶・ペットボトル」で出すことができます。

 と書き直しました。
 「※ごま油などの油びんは完全に洗浄されたものに限り収集」は無視しました。
 なぜかというと、その後、色々調べた結果、色々なことが書かれていました。札幌ではありませんけど

「お湯を入れて振って洗浄したら回収してくれる」とか
「洗剤で洗えば完全に油分は落ちるが、洗剤を使い下水に流すことは、地球に負担をかける」

 などです。

 この「お湯を入れて振って洗浄したら」まではいいんですが「回収してくれる」というのが曲者です、行政で回収するもののリサイクルに不向きなものは、工程の途中ではねられて、リサイクルには回されません。そんなものがけっこう多いんです。

 また、油びん1本をリサイクルするのに、多量の水を使って、使った洗剤を下水道に流すことが、本当に地球の環境に優しいのかということです。
 結局、結論が出なかったので、札幌市清掃局にメールで、調べた内容を踏まえて質問しました。

 すると、返信が届きました。

 札幌市では、油のびんの洗浄については、びんに油分が残っているとリサイクルが困難なため、完全に洗浄したもののみ資源として収集しています。油のびんは水やお湯ですすいでも、油分は落ちないので、「燃やせないごみ」で出して下さい。
 洗剤を使って洗浄すると油分は完全に落ちるので、リサイクルは可能ですが、多量の水や洗剤を使用することは、環境への負荷が大きいので、そのまま「燃やせないごみ」に出して下さい。
 最後に、食器等を洗う際に、ごま油やラー油等のびんも一緒に洗ったものなら「びん・缶・ペットボトル」出しても環境への負荷は少なくなるのではないでしょうか。

 という内容でした。

 家にある油びんは何か調べると、ごま油、 オリーブオイル、ラー油、 ドレッシング(ノンオイル以外)でした。
 大きなびんはないので、夕食後の食器洗いの時でに洗うことができますので、家では、洗って「びん・缶・ペットボトル」の日に出すことにしました。

 夕食後の食器洗いは私の担当ですから、そんなに苦にはならないと思って、家にあったラー油のびんでやってみました。

 熱湯をかけたくらいでは、油分は少しは取れますが、まだ油分が残っています。
 食器用の洗剤じゃ歯がたたず、まだべとべとの状態。。
 マジックリンを使って歯ブラシでごしごしこすってやっと完全に洗浄出来ました。
 このラー油のびん、換気扇並みに汚れていたので、付け置き洗いをすればもう少し楽だったでしょうが、ここまでしなければ完全に洗浄できませんでした。

 油のびんをリサイクルするには、相当の手間が掛かり、地球のことも考えなければいけないので、「燃やせないごみ」で出すのが、一番簡単で手間いらずそして、エコなのかもしれません。

 結局、

 油のびんは、「燃やせないごみ」で出すことにしました。

 食用油の入ったプラスチックボトルの場合は、油を使い切って「びん・缶・ペットボトル」の日に出して下さい。
 ただし、油が入っていたプラスチックボトルは油化だけではなく、ベンチやパレット、杭(土木資材)にもリサイクルされているので。油分が多いと、ベンチ等へのリサイクルに支障が出てしまいます。可能な限り油分を取り除いてから、「容器包装プラスチック」で出して下さいとのことです

 ドレッシングの容器については、ペットマークが付いているものは、「びん・缶・ペットボトル」で、プラマークの付いたものは「容器包装プラスチック」で出して下さい。

ごま油のイラストは、風変わりな素材やさんのイラストを使わせてもらっています。