今日は、三下りの曲を弾きました。
数ヶ月ぶりです
本当は数年経ってませんか? というくらい、いろいろ忘れていました。
まず、準備運動ができませんでした。
私はいつも、練習の最初は、ウォーミングアップとして、指やバチを慣らすのにちょうどいい曲を弾くようにしています
三下りの場合、私が使う曲は、長唄の『越後獅子』です。
もちろん、一部分だけです。
全部なんて弾けません。専門じゃないので。
「己が姿を花と見て」から「こんこまやかに」までの部分だけ演奏します。
暗譜しているはずなんですが、最初にどの音から弾くのか、それすら思い出せません
確か、上の方のツボから始まるはず。。。
それくらい記憶が曖昧で、勘所を適当にあちこち弾いてみました。
「こっち? 違う。じゃあ、これ?」
しばらく棹の上でさまよって、ようやく正しい音を見つけました
実際に弾いてみると、もう、ぼろぼろ。
何度かやり直して、どうにかノーミスで弾けるようになりました。
準備運動ではなく、すでにメインの練習になっているような……。
続いて、長唄つながりで『京鹿子娘道成寺』の一部を。
「梅とさんさん桜は」から「花の色え」まで。
この部分、好きなんです
久しぶりだったので、これも間違いだらけでしたが。
前は、もう少しで暗譜できそうだったのに
あのときの私は、いったいどこへ。。。
捜索願でも出しましょうか
ちなみに、私が普段お稽古しているのは端唄と民謡で、長唄は習っていません。
芸域を数ミリ(!)だけでも広げておきたくて、時間のあるときに少しずつ練習するようにしています。⏰
それから、端唄の『深川』を7本で弾きました。
調子に乗って長野県の民謡『信濃追分』も7本で弾き唄いを。
声が出るには出たんですが、金切り声で。。。
これじゃあ民謡らしくないなと思って、早々に切り上げました。
私は普段、高い声を出すときは目の高さの少し下あたりをめがけて声を響かせるようにしています。👀
でも、『信濃追分』を7本で唄ったときは、眉の上くらいに響かせないと声が出ませんでした。
民謡って、どんなふうに発声するのが民謡と言えるんでしょう
まだまだ分からないことばかりです。
だらだら書いてますが、オチがいっこうに思い浮かばないので、いい加減あきらて終わることにします。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました