民謡の「信濃追分」について、

三味線を弾きながら、おはやしを入れる練習をしています。

 

この曲は、1番の場合、主に2種類の囃子言葉があります。

「キタホイ」と

「来たよで戸が鳴る 出てみりゃ風だよ オーサドンドン」です。

 

囃子言葉というのは、

意味のある言葉もあれば、意味をなさない言葉が並んでいるときもあります。

この曲の場合は、どっちもでしょうね。

 

「キタホイ」なら、なんとか弾きながら言えます。

問題は、長い方の囃子言葉です。

 

この曲の三味線は同じフレーズを繰り返しているだけなので、

そのリズムを崩さないよう集中して弾いていると、

おはやしとして入っていくタイミングが掴みにくいです。

 

まるで、縄跳びの縄にいつまでも入れない子のよう。

一定の間隔で回ってくる縄は、タイミングを見て入らないと足に当たって止まってしまいます。

「来たよで~」という囃子言葉も、それと同じです。

三味線のフレーズに上手く乗らないと、リズムが狂って止まってしまいます。

 

弾き唄いがうまくいかないときは、三味線の音量を下げてみるといいそうです。

以前、そのように教えてもらいました。

 

今は、三味線を控えめにしながら部分練習を繰り返しています。

明日もこの方法で練習頑張ります。