儲かる商売

度々、耳にする「儲かる商売」っていう言葉。
「儲かる商売」をしたい!!　と願う心は、みんな同じです。

儲かる商売は、無いと思います。商売とは、儲けなければならないものです。
「儲かる」ではなく、「儲ける」。


儲かる商売をするのではなく、儲けられる仕組みをつくる事について考えてみたいと思います。

「儲け」とは、なんなのか？

答え：儲けとは、「利益を得る」事。　まぁ、そうな事は誰だってわかりますよね。商品を売ったり、サービスを提供して、対価を受け取ります。

よく他人がしていない商売をすれば儲かるといいます。まぁ、間違いではないかも知れませんが、そもそも、そんな儲かるアイディアを自分が生み出す事ができるのか？また、思いついたとしても、それが儲かるのかどうか、テストをしてみないとわからないと思います。簡単な事ではない。

では、すでに儲かって成功しているビジネスモデルをマネしてみる。流行に乗る事ができれば、簡単だと思います。
私のゴルフのお客さんが阿蘇でラーメン屋をやっているのですが、去年、阿蘇高菜ラー油を作り、半年で1500個以上販売したそうです。

去年、食べるラー油がブームになり、バカ売れしていました。作れば、売れるとわかっていても、作れる人と作れない人がいます。当然、私には作る事ができません。しかし、阿蘇のラーメン屋さんは、作ることができ、販売できる場所（近くの物産館）があったので、販売することができました。

商売を始めて、儲けようと思ったら、まず、自分には何ができるのか？　何が得意なのか？　ということを自問自答してみて下さい。

パワーストーンが儲かるとか、ゴルフが儲かるといっても、誰でもができるわけではありません。

ゴルフのサイトをするには、ゴルフの知識が必要です。パワーストーンにしても、嫁のアドバイスがあってのものです。

自分の得意分野を生かし、儲かる商売をするのではなく、その商売で、「儲けなければならない」という意気込みですれば、儲けが自然と出てくるでしょう。

ネットワークビジネス

先週の土曜日、知り合いにネットワークビジネスの勧誘を受けました。興味がないので、するつもりはないですが、付き合いがあるので、話しだけ、聞いてあげました。

ネットワークビジネスとは、ある商品（主に健康食品やサプリなど）を販売するために、会員を増やしていくビジネスの事です。有名なところでは、アムウェイやニューウェイズなどがあります。

入会金があったり、毎月、商品を購入しなければならず、会費みたいのがあります。先週の話では、毎月、2万円分、購入するようになっていました。

ビジネスとして、儲けるためには、会員をたくさん増やすことにあります。ピラミッドのように、自分の下をたくさん作らなければならないんです。

よく聞くのは、ねずみ講じゃないか？　とか、マルチ商法ではないか？　と言われてますが
詐欺まがいの商法もあるのも事実なんでしょう。

そんなビジネスですが、魅力はなんといっても、高額な報酬でしょう。
ダイヤモンド（会員数を増やせばランクアップします。）になれば、毎月100万とか、毎週100万とか。年収が億とか。

不景気で老後が不安。。。だから、一生懸命頑張って、1億円貯めたい。
物価の安い東南アジアに移住して、老後をゆっくり過ごしたい。
自分の趣味をひたすら楽しみたい。

などと、熱く語られますが・・・

だいたい、毎週100万も給料が発生するはずがない!!

ネットワークビジネスの勧誘やら話を聞いたことがあるが、実際にそんなお金持ちになった人を見た事がない。

他人を勧誘して、入会させなければならないので、私には、大事な友人や知人を紹介したり、勧誘する事はできません。

また、私は、海外に移住したいとか、遊んで暮らしたい、とか、そんな夢はありませんので、人生の目的違いになります。お金があれば、それに越したことはありませんが、人脈をお金に変えたいとは、思いません。

人脈は、信頼関係によって築かれるものなので、時間もかかります。友人、知人、ビジネスパートナー、全ての「人」は、お金に変えられない宝物です。

儲かるかも知れない？ネットワークビジネスを紹介してもらったのも、私の人脈のおかげです。

今回は、自分が好きでないビジネスモデルだったので、お断りをしましたが、人脈を大事にしていれば、また、違ったおいしい？話がくる事でしょう。

世界経済が・・・

経済について興味のある人はいらっしゃいますか？

先週から、アメリカのNYダウが続落し、昨日、大幅に下落しました。それを受けて、日経平均も下落し、本日、日経平均が9千円割れをしました。震災の翌週以来の8千円代で今日は終了しています。

引き金はアメリカの国債から始まっているのですが、NYダウのここまでの大きな下落は、リーマンショック以来だそうです。

そのときの下落は、「サブプライムローン問題」という理由がありましたが、今回は、「不況」という、理由なき下落で、世界恐慌が不安視されています。

私が株取引を始めたのは、今から、約12年ほど前で、当時は、バブルがはじけ、不景気だと言われながらも、ネット関連や多方面で業界再編などで、上昇する銘柄も多かったです。

株取引を始めてから、日経新聞を読んだり、経済誌を読むようになり、企業の動向が見えたり、国内の流行、景気の動向が見えるようになってきました。

今は、株取引をする時間がないので、たまに、チェックするくらいですが、昨日、今日の下げは、ひどいなぁと感じたのでブログの記事にしました。

経済は好きになれば、決して難しくもなく、むしろ、面白いものですよ。時間があれば、経済に目を向けて見ることをお勧めします。経済が見えれば、ニュースも面白くなります。

まだ、あと３０年くらいは、生きると思うし、子供の未来もあるのに、この世の中、どうなっていくんでしょうか？不景気で震災で、企業は、倒産し、解雇が増え、大卒の就職率も過去最低の水準になっていて・・・

雇用は減り、収入も減り、税金は上がり、消費が冷えていく一方な世の中。

なにか明るい兆しは、ないんでしょうかねぇ・・・

自分の生活は自分で守る。自ら道を切り開いていかねば、ならぬ。