若い人(に限らないけど)選挙に行くのが面倒くさいという人がいます。でも本当は投票所でどうやって投票するのか分からないから行かないという人も多いと思います、かつて私もそうでした。だって投票所に行くと不機嫌そうな人がテーブルの向こう側に数人居て、そもそもどの人に入場券を渡して良いのかわからないし、渡したあと何をどうすれば良いのか分かりません。なんでどこにも説明が無いんでしょうかね。初めての人もいるはずなのに。

規模の大小はありますがだいたいこんな感じです。

 

①入場券を最初のあたりに二人くらいパソコンの前に座っている人が居るのでどちらでも良いから渡します。

②入場券にチェックを入れて返してくれます。またはその人が横の職員に入場券を渡します。

③入場券を返されたらその先にまた二人くらい座っている人のどちらか(どっちでも良い)にチェックの付いた入場券を渡すと投票用紙を1枚くれます。入場券を返されなかった場合はそのまま投票用紙をくれます。

④続けて比例代表(個人ではなく政党名で投票する)や最高裁判所裁判官の国民審査も同時にある場合は入場券がまた返されます。返されなければそのままで良いです。

⑤投票します。(自民党以外の人の名前にしてね)家で決めてメモを持って行っても良いです。記入台に一応名前が全部貼ってあるのでここはひとつ間違えないように書いてね。

⑥投票箱に入れます。箱の前にも怖い顔をした人が二人座っていますがこれは立会人が必要だとルールで決まっているからであってべつに怒られませんから安心してね。

⑦ ④で書いたように比例代表選挙(政党の名前を書く)や最高裁判所裁判官の国民審査が同時にある場合は同じことをもういちどやるというだけのことです。ちなみに最高裁判所裁判官の国民審査といってもこいつはダメだという名前があれば✖をつけるのですがこんなの我々が分るわけありません。だぶん99パーセントの人は白紙(✖を付けない)で投票してますからこんなものそのまま箱に入れればOKです。

 

投票所では皆さん怖い顔をして座っていますが(してないかな)これは手伝わされている役所の職員なので手順に間違いがあると大問題ですから緊張しているだけです。投票日当日に行きづらいという場合は近くの期日前投票所(入場券の裏に書いてあります)に暇な日にでも行けばのんびり投票できます。投票すると開票番組を楽しんで見られますから行かない手はありません。