仕事のストレスといえば思い出す人がいます。彼は幼馴染みなのですが真面目過ぎるほど真面目なタイプでした。高校まで同じでしたがそれ以降は数年に1回バッタリ会って2~3言葉を交わす程度でした。普通の大学を出て地元では知られた製造業の会社に就職したと聞きました。彼はちょっと自慢気に話していました。

 

それから10年くらい経って会ったときその会社を辞めたと聞きました。そのときはいろいろ話したかったようで辞めた経緯を聞きました。人間関係がうまくいかずストレスを抱えて仕事をしていたところ頭痛と腹痛が酷くなり長期入院となり辞めざるを得なくなったとのことでした。原因はストレスでナントカという病名を聞きました。退院してからもちょっとしたストレスで気持ちが悪くなりとても仕事に就くどころではないとのことでした。

 

さらに10年くらい経って会ったときも見た目は変わらず安心しましたが体調は相変わらず悪いとのことでした。仕事は裏方のアルバイトをなんとかやっているとのことでした。私も彼と紙一重だったと思います。私の場合はストレスで病気にこそなりませんでしたが心臓がキュッと縮むような場面は何度もありました。自分も心筋梗塞かなにかで倒れていたらと思うとなんとも恐ろしく思います。