【店舗オーナーとのやり取りは分りやすく、ていねいに行う】


 店舗オーナーに対する企画・提案型の業務を行っているサイン業者に、


オーナーに対しての印象や意見を訊くと、「自分の要望、伝えたいことを


頭の中でまとめられない人が多い」「店舗製作全体の予算が分っていても、


看板についての予算が頭に入っていない」などという声があがった。


 だが、逆に店舗オーナーがサイン業者全体に対して持っている印象は、


次の事だったりするのだ。


●信頼できる業者を知らず、看板製作をどこに頼んだらいいか分らない。

 

●イメージ通りの看板を作ってくれない。


●看板を作ったらそれで終わりで、何のフォローもしてくれない。


●専門用語を並べ立てるばかりで、よく理解できない。


●相見積りになった時、金額があまりにもマチマチである。


 店舗オーナーとサイン業者の間でスムーズなコミュニケーションが行われて


いない実情があるのはなぜだろうか。


 サイン業者にしてみれば、チェーン店などを運営する法人オーナーの方が一般


オーナーよりも発注形態がしっかりしている。また、建設や内装業者の方が話は


通じやすく、仕事を請けやすい。そのルートでつながりができ商売が軌道に


乗ってしまうと、個人オーナーを想定した提案は疎かになる。


 世の中の効率化の流れにサイン業者も引っ張られ、個人をはじめとする多くの


オーナーにサインの効果や重要性をアピールできてないのが実情である。


個人をはじめとするオーナに対して、サインの集客効果を考えた方が分りやすく、


ていねいな提案を行うこと。そこにサイン業者による市場開拓の余地が充分に


あるのではないだろうか。現に複数のサイン業者が企画・提案型のサービス業を


自負する業務によって、店舗オーナーとの直取引を増やして売上をアップ


させている。



 私はまだ直にクライアントと話をしたことがないので、その時になったら


思い出せるように、肝に命じておきます。