大型ネオンサインや斬新なサイン・システムに目を惹かれるが、
街のサイン環境を決めるものは一般の店舗サインのである。
取材で各地を歩き回るうちに目に止まり、移し集めていたサインのうち、
小さい事に必然性がある物が気にかかるようになってきた。
このような生活の中の小さなサインは、意識の中では大事な物
だとは思っているのだろうが、デザインからは抜け落ちている事が
多いように思う。しかし住宅地の番地表示や表札に見るように、
そのデザインには町への愛情の強さを反映していて、その環境を
象徴するサインであることが多い。
表札は看板よりも如実にその人自身が出るとおもう。なので
みんながその町を愛していれば、それなりの共通点みたいなものが
あらわれてバランスが取れたりするのでしょうね。
私もいずれ自分の家を持つことになったら、表札は自分の手で
作りたいと思います。