東北の旅2日目。
震災後、一度はお参りしたかった神社さんにやって来ました。
宮城県塩竈市の塩竈(しおがま)神社です。
仙台でJR仙石線に乗り換え、本塩釜駅から歩いて15分。
右手に大きな鳥居が見えてきました。
長い石段は202段あります。
きつい勾配ですが、地元のおじいさんも上っています。
塩竈神社は、陸奥国一宮と称されています。
創建年は不明ですが、社伝によると、
武甕槌神(タケミカヅチ)と経津主神(フツヌシノカミ)が陸奥国を平定した時に、
道案内をした塩土老翁神(シオツチノオジノカミ)がこの地に留まり、
人々に塩づくりを教えたことに始まるとされています。
石段を上りきると、随身門が見えてきました。
9世紀には、朝廷から厚い祭祀料を受けていたとされ、
陸奥国最大の神社として、代々の領主から大切にされてきました。
中でも、仙台藩主・伊達氏からは厚い庇護を受けてきたそうです。
現在の社殿は、4代藩主・伊達綱村が1695年(元禄8年)に造営に着手、
1704年(宝永元年)、5代藩主・吉村の時に完成したものだそうです。
「三本殿二拝殿」という構成は、全国でも類例がほとんどないと言われています。
2002年(平成14年)には、本殿以下14棟の建物と石鳥居1基が
国の重要文化財に指定されました。
全国的にも「しおがまさま」と呼ばれて信仰を集めています。
唐門の前には、まだ門松が飾ってありました。
新年のお参りや祈祷に訪れる人でにぎわっています。
笑顔の人ばかり。こちらもうれしくなってきます。
屋根の葺替え中でした。
シートに覆われて、外からは見えませんが、
左宮に武甕槌神、右宮に経津主神がまつられています。
左右宮は権力者に崇められた武神だったそうです。
左右宮の右手にあるのは、別宮拝殿です。
こちらには、主祭神である塩土老翁神がまつられています。
別宮は塩の神、安産の神として庶民の信仰を集めてきたそうです。
左右宮の前には、立派な「文化燈籠」がありました。
伊達9代藩主・周宗が、蝦夷地警護の凱旋の際、
1809年(文化6年)に寄進したものだそうです。
立派な細工が施されていて、思わず立ち止まって見上げてしまいました。
そばには、「文治神燈」がありました。
この燈籠は、1689年(元禄2年)にこの地を訪れた松尾芭蕉が見て、
奥の細道にもつづられているのだそうです。
ご朱印です。








