【天国のお箸】
男の人が天国と地獄を案内されたそうです。
どちらも同じシステムで
大きな大きなお皿に料理が盛られ
大きな大きなお箸が渡され
それで食べなければなりません。
地獄にいる人たちは
自分がお腹いっぱい食べようと
自分の事だけを考え
大きなお箸を使ってどうにか食べようとしますが
お箸が大き過ぎてとても口には運べません。
そのうち空腹でイライラし始めた人たちは
互いのせいにしあい、人に当たり
争いを始めます。
一方天国にいる人たちは
大きな大きなお箸で料理をとり
それを他の人の口に運んであげます。
お互いがお互いに食べさせ合い
みんながお腹いっぱいになり
みんなが笑顔になります。
互いにお礼を言い合い、仲良くなります。
もともと天国とか地獄なんて無いそうです。
そこに居る人たちが、自分たちで
天国や地獄を作っているだけなのだそうです。
内容は少し違うかもしれませんが
好きなお話です。
大切なのは心
人を尊重し、人を大切にし
共に天国を創り上げていきたいですね
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