東北震災直後、新宿ピットインで

こまっちゃクレズマさんと

ご一緒させていただきました。


東北出身の梅津和時さんが

震災直後のこともあり

どうしてもやらなければ

と、まだ歌詞のなかったこの曲を

インストルメンタルで演奏する姿に

涙を堪えることは出来ませんでした。


おおたか静流さんはその日

ベトナミーズゴスペルを歌いました。

出番の終わった客席で

あんなに泣いたのは

生まれて初めてのことでした。


この曲をカバーするようになったのは

この翌年に自分の母親が他界したからです。

今もその歌詞の通りに思っています。


ご挨拶程度しかお話し出来ませんでしたが

『TOHOKU』の歌詞そのもののような

慈悲深く可憐で凛とした印象しかありません。


これからも空の上で大好きな歌を

ずっと歌われることでしょう。


合掌。