時としてライブは
熱気によってカオス状態になり
ステージと客席が
一つになることがあるんですね。

人間がたった皮膚一枚で
身体の中におさめているものが
会場の熱気に包まれた時に
皮膚からにゅるにゅると溢れ出て
ステージ上の人間のにゅるにゅると
客席にいる人間のにゅるにゅるが
交換しあって混ざり合って
ステージと客席の垣根がなくなり
ライブとしてのある高みに
到達できる時があるんです。

個人それぞれのにゅるにゅるが
ユングでゆーとこの
人間が古来持っている
集合的無意識の下
一つになる瞬間。

それは音楽的技術や経験がなくても
ある意味、心さえあれば
行ける時があるんです。

わしがいい例。
技術なんかないけど
イケる時がある。

けどそーそーイケない
そこをいつも目指すけど
滅多にイケるもんじゃない。

技術も経験もない後輩たちと
タマランドでそこにイケたのが
そりゃライブホリックになる
わしなりの改めての感想なんです。
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