10dc7cd2.JPG
15日間の長いライブが終わり 
秋の始まりの最後の夏が終わり
HOT HOT PSJ 2が終わりました。

僕がライブを愛する理由はいくつもあるけれど
最後の最後の部分で思うのはつまり
『何か』に触れれるような気がするからです。

その『何か』とは
大いなる存在のようなもの
かもしれないし
セックスに似たようなもの
なのかもしれない。

ライブを昇りつめていくと
どんどんステージと客席の
境がなくなっていき更には
皮膚によって分断されている
人間の個体としての境もなくなっていき

そして会場全体が
多幸感に包まれます。

客席とステージが水のように
混ざり合い溶け合った時に
ライブの神様が現れ囁くんです。

『実はね、人と人って繋がっているんだよ。』と。

利己的な個人主義的な呪縛から
逃れられないでいる自分に
ライブの神様がそう囁いてくれるんです。

人間が本質的に持つ無常感や虚無感
そんなヒリヒリとした心の奥底に
優しく手を置いてくれるような…

そんな風にほんの一瞬だけれど
僕を錯覚させてくれる
それにタッチしたくて
僕はライブするんです。

連日に及ぶ日替わりゲストの皆様
毎日詰めててくれたスタッフの皆
ペニーレイン会場スタッフの皆さん
毎日来てくれたファンのみんな
遠路はるばる来てくれたファンのみんな
御来場してくれた多くのみなさん
このような機会を授けてくれた喰さん
そしてメンバーのノンチンと省吾

秋の始めに熱い夏を
ありがとうございました。

さぁこれにてリセット完了。
次なる旅の始まりだ。

人間タンク・タマ伸也に
これから一年間でどんだけ
貯めることが出来るのか。

そして全国のみんなッ!
もうすぐツアー始まるから
も少しだけ待っててハロー!

HOT HOT PSJ 2
原宿ペニーレイン
これにて閉幕。

写真は今公演中に楽屋に
熊が出没した時のもの。

はちみつあげたら
おとなしくなり。

感謝の気持ちを込めて
読者のみんなへプレゼント!
祭の後のおかしさを。