以下、敬称略。

ステージ上にはブロディをスリーパーに決める
猪木のパネルが飾ってある。

他にも試合直後のリング上
神様ゴッチとのツーショット

そしてなんといってもストロング小林戦
例の試合直後の流血する額に
タオルを巻いてインタビューしてる写真

その時のコメント(有名)

『こんなプロレスをやっていたら
 10年続くものも3年しかもたないかもしれない
 けれどこのスタイルを変えるつもりはない』

この飢えた感じ、ヒリヒリ感
当時こんなことを言うレスラーはいなかった。

このインタビューで決定的に
プロレスファンになった人は
俺も含めかなりいるはずだ。

そしてその個人的な思い入れは
打ち合わせのスタッフからの一言で
完全にすっ飛ぶことになる。

『猪木さんに段取りはないですから』

…は?それってつまりプロレスでいうところの
シュートサイン・ガチンコってことすか?

『台本はあるにはあるけど
 猪木さんが思ったままに進行するから』

キャパ1500人を前にガチンコトーク…
トークもまたストロングスタイルか

ノーロープマッチならぬ
ノー打ち合わせマッチ
ノーリハーサルライブ!

本番前に貰った闘魂タオルは
ステージで冷や汗を拭う為のものだった!