追憶のタマ伸也
バンドヒストリー
大好評なくも
見切り発車で
昨日に引き続き
本日第三弾!

本当にアクセス減少!
うがっ!知らんッ!
続けるゾイッ!

まずは昨日のおさらい。
1 小5のお楽しみ会で
  YMOのコピーバンド
  「宮沢バンド」。
  金だらいドラム担当。

2 中2の文化祭で組んだ
  「セクシー4+マタ」 。

3 店員に騙されて
  初めて買ったギターが
  9弦ギター。
  
以上が昨日までのお話し。

ギター弾いてたり
音楽好きなやつは
何人か居たんだけど
その中でも数少ない
洋楽指向のやつが
「バンドやろう」
って言い出した。

クラスの人気者的なやつらは大概
長渕とか松山千春とかのフォーク系ね。
オフコースも混じってたかも。

筆箱をギターのネックに見立てて
俺ギター弾けるんだぜ!的に
何か指動かしちゃって
音も出てねぇのに女子とか
キャーキャー言っててね。

それと当時たのきんトリオが流行ってて
トシちゃんの『原宿キッス』踊るのね。
♪スカァトの裾アァンハァン、ハハハンッ♪って。

途中で屈伸運動的な振り付けがあって
一番キツい体勢からいかにスクッと戻るか的な
そこのポイントを競い合ってた。

フォークにたのきんトリオと
今にして思えば節操ないけど
要は流行ってさえすりゃ
なんでもよかったんだろうね。

それに対して洋楽好きってのは
当時の青森の片田舎では
圧倒的にマイノリティーだった。

大概みんな暗い感じでね
クラスでも目立ってなくて
今でこそロッキンオンとか
大メジャー雑誌だけど
あの頃はミニコミ紙から
少しよくなったぐらいで
本屋に売ってなかったから
わざわざ取り寄せたりしてて。

そんな行為自体も暗かったし
クラスでも話題になるわきゃ
ないのね、洋楽ってものが。

挙げ句の果てに
ロック的思想まで
語りはじめるからさ 。

コステロのパンク的行動に
裏打ちされたものは…とか
現在の産業ロックに対する
うんちゃらかんちゃら…とか。

中2だから意味なんか
分かってないんだけど
まんま雑誌の受け売りで
もっともらしいこと言うんだね。

だからただワーキャー
言われたいがために
ギターを弾いてる奴らを
疎ましがっていた。

ほんとは羨ましくて
しょうがないくせに。

そんで俺はといえば
当時から調子いいから
そのどっちとも友達で
長渕とか陽水聴いたり
ギター練習もフォークで
なおかつFMで洋楽も
エアチェックしてたり。

ちなみに
『原宿キッス』は
途中で断念してる。

ってか今でも若干
そのキツい部分を
踊れるって事実は
人には言えないが。

ともかく楽器をやるとしたら誰かと一緒に
演奏すると楽しいよなってのは分かってた。

小5の時にやった
宮沢バンド体験が
そう思わせたのかは
定かではないけれど

ギターの練習するにしても
覚えたてのフレーズを
友達の家で弾きっこするのね
すると下手は下手なりに
お互い合わせたりしてね。

んでギター弾きながらは
喋れないからお互い
「おぉ~やるねぇ~」みたいに
目見合わせてニヤニヤしたり。

なんかそんな
一丁前なのが
楽しくてね。

だからフォークとか
洋楽とかそういう
ジャンル分けじゃなくて
一緒にやった方が
オモシロいよなぁ

フォークは一人で !
洋楽はたくさんで !

みたいな感覚で
(って今思うとかなり
 間違ってるけど…)
洋楽指向のそいつらと
やることにしたのよねぇ。

それを「バンド」って呼ぶことさへ
たぶん分かってなかったはず。

んでいよいよ
文化祭に向けて
そんな暗いやつらの
物語が始まる訳だけど…

残念ながら本日は時間一杯!
このお話しの続きは
また次回に乞うご期待!
ということで…

お楽しみに!
してなくても
当分の間続く…。

ほんと
なげーっ!