末井昭著作

「自殺」(朝日出版社)


タイトルから感想をわざわざ書くのも

と思ってたんすが

講談社エッセイ賞受賞とのことで

嬉しく思い改めてアップ。


わしは自殺を考えたことは

一回もないんすが

ソロアルバムでも歌にした通り

残された者としての思いがあり

この本を手にした中で

著者に共感する部分がイパーイ。


みなさんご存知の通り

わしはえらく優柔不断で女ったらしで

最近は周りの人に人たらしと

言われるような始末の人間で。


よーは、わしは

人に良く思われたいだけの人

って自己嫌悪すよね。


んでこの本はテーマの自殺以外のとこで

そーゆーことをスラーっと書いているんすね。


あー、わしのことだー

みたいな。


んで、そこまでならいざ知らず

更にもう一人の人格とゆーか

とても冷たい自分みたいのも

書かれてらっしゃるのです。


この二面性とゆーか、その感じが

とってもわしの性格を言い表してまして

わしもこー見えて、ほんと冷たい人間とゆーか

ダメな人は全然ダメみたいなとこが強くてね

そこは幼いとこだと分かってるんすが。


わしのオヤジが優柔不断で女ったらしで

おふくろがダメな人はダメ!ってゆー気性の人で

その二人のミクスチャーなんすよね、わし。


で、なんでこんな重めの日記を書いとるかとゆーと

この末井昭さんがなんと!


ペーソスとゆーボーイズグループで

サックスを吹いているとゆーではありませんか!


先日、東京ボーイズ師匠と一緒になった時

中八師匠から聞いたのですが

自殺(て本のタイトルの意味としてね)と

ボーイズ芸を一緒に捉えられるのは

こりゃ完全にわしだけの視点やなと思い

早速調べたところなんと!

近々にペーソスのライブがあるではないですか!


こりゃわし完全に呼ばれとる。


元白夜書房の有名編集マンであった

末井さんとドキドキの初対面!


ってドキドキする必要もないとゆーか

わしの足元なぞすぐに見破られるからね!


ただボーイズとしては

ポカスカジャンの方が先輩と

中八師匠がゆーてた!


ペーソスライブ

どんなんやろ。


宗教についても考えさせられるし

最後に気持ちをフワッとさせてくれる

名著でございます。


んで今は

早川義夫さん

読んでまーす!