​「HELI-X」第4弾



こんにちは、たまみです。

今回は舞台「HELI-X〜スパイラル・ラビリンス」

の感想を書いていきます。



私は初日と8日の2回観劇しました。

ほんとはブログも初日の3日後くらいに出そうと思っていたのですが、とっても遅くなって

しまいました。

まさかの今日はもう千秋楽 > <

早いですね、、、

次は公演期間中に出せるようにします。



はじめに個々の感想。

その中でもセーレの感想は別見出しで。

最後に第5弾の予想をします。

気になるところから読んでください。



​感想

※こちらはネタバレを含みます。

各自での自衛をお願いします。



まずは感想を。



第3弾で起きたクライ&サッドネスvsオシリスの場面でクライの能力メモリーがサッドネスに使われ記憶を無くしてしまうシーンからスタート。

前回の振り返りシーンがあるの良心的🥹



そしてまさかのクライ10分程でお亡くなり

能力者死にすぎでは?と思いました。

ツインイプシロンのリーダーがいなくなるとは思っていませんでした。



そして今回は記憶を無くしたサッドネスがメインであることもあり、能力を使った戦い祭というよりは冷静な対話が多い印象でした。

(私が第3弾から「HELI-X」を見始めたので能力を使った

戦いが印象的だったのもあります。)



すぐ亡くなったクライですが、能力も使わず、

剣も抜かない。

「復讐は虚しさが残るだけ」と言い殺さない姿はリーダーそのものだなと思いました。

また死の理由であるチップによる爆発。

2人のうちどちらかが死ぬという条件は第3弾の

アガタとゼロを彷彿とさせました。

二者択一って難しいなと。

どちらかが犠牲にならなければならない。

この「HELI-X」ではどちらも助かることはほぼ

なく、物語から問いかけられているような

気持ちになります。

あなたならどうする? と。

2人とも生きてほしいという願いをぶった切る

物語。 しんどい部分もありますがそこがこの

物語の深さでもあり、展開の読めない面白さでも

あるかなと思いました。




サッドネスがイシスと2人で話すシーンはとてもグッときました ; ;

望まない体の自分を許せないサッドネスに自分を認めてあげてと伝えるイシス。

サッドネスは母親から言われた「女としての幸せをつかむ」ことを意識しすぎるが故に

女ではない体の自分=幸せにはなれないという

意識が強くあったのでしょう。

誰かを大切に思う気持ちは身体や見た目で決まるものではない。

イシスとの話でサッドネスはそう思い、自分を

許せるようになったのではないでしょうか。



そして記憶を取り戻すためタカクラと事件現場へ行くサッドネス。

記憶を取り戻し戦うシーンで鞭が出てきた瞬間


サッドネス様〜〜〜👏😭


これぞサッドネスと思いました。

サッドネス様降臨✨

とてもカッコよかったです。

個人的にはアンガーからもクライからもそして

タカクラも思われるサッドネスなんなの!?

と思いました(いい意味で)。

やっぱり守ってあげたくなる系がいいんでしょうかね、、、



タカクラはサッドネスとのシーンは沢山ありましたが、特にサッドネスに「おやすみ」という声がとても優しい声で好きでした。

タカクラの見た目と声の感じがなにわ男子の高橋恭平くんに似てるなと思いながら見てました。

なんか似てませんか??



1つ気になったことですが、クライ殺害はオシリスに変身したタカクラによるものという真相ですが、タカクラの所属するアガタ達のチーム(名前忘れました)には人間しかいないはずです。

つまり能力を持っていないのです。

なのでタカクラはどうやってオシリスに成りすましたのか気になりました。

クライが能力もしくは〜と言ってましたがこれも忘れてしまい分からなくなりました🙄

(2回も観といて何してるんだ私)

そのためタカクラ本当は能力を持つヘリックス

なのかと一瞬思いました。



タカクラの所属するチームを牽引するアガタ

今回のアガタはすごく精神的に成長したように

感じました。

ゼロの死を経てすごく達観した人に見えました。

言い合いになるシーンがないからでしょうか。

とても前向きに考えられる人になったなという

印象でした。

個人的に今回の髪を結んだ姿好きです。

反対に一緒にいたドウモトは尖り散らかして

ましたね。笑

真っ直ぐな信念を持つ人。

昔のアガタと同じくヘリックスは得体の知れない感じに嫌悪感を持っているようでした。

アガタのように大事に思えるヘリックスがいたらどうなるかなと思いました。

ドウモトの今後の成長にも期待です。



そしてイモータル、Dr.スメラギ、フルカス。

ほぼ3人コンビでした。笑

何と言ってもたそのタンバリン芸!🎶

初めて見た時笑いが止まらなくなりました。

ちょっと真顔でテンション高くタンバリンを

叩き、終わるとすぐに ( '-' )スンッ とするところが

面白かったです。

その後の言われた感情を表現するアドリブも

お見事でしたね。

2人の「いやそうじゃないよ」みたいな反応に

「え?合ってますけど」と言わんばかりの

フルカスの反応。

そして2回目観劇した時はDr.スメラギも

フルカス側の反応をし、

イモータルだけツッコむ2:1の構造に。

イモータル自身も言ってました。

毎回アドリブ面白くてさすがです。


Dr.スメラギはこんなだけどとっても有能。

サラッと盗聴器仕掛けてくるところ有能だなと

思いました。

イモータルはおちゃらけているように見えるけど、イシスのことを理解しようとしたりセーレを諭したりととてもしっかりしてる人でした。

最後の爆弾解除もヒヤヒヤしましたがアガタとの連携◎で解除できました。



そしてオシリスに会いたいというイシス

とても力強い人だなという印象でした。

生命力のあり精神的に強い人。

どこか愛加あゆさんに似てるなと思いました。

イシスがオシリスに短刀を刺すシーン。

刺してこちらを向いた瞬間に

「え、刺すとこそこ?そこじゃ死ななくない?」と思っていたら本当に死にませんでした。

心のどこかで生きて改心してほしいと思うところがあったのだと思いました。

作戦としては良かったですよね。



そしてアンモナイト・シンドロームのリーダー

オシリス

オシリスはやはり人を操るのがうまいなと

思いました。

相手をその気にさせるように仕向けるのが

上手ですよね。

そんなオシリスもイシスという唯一の弱点が今回出てきましたね。

直後は動揺が見られました。

しかしただではいかないのがオシリス。

死も回避します。

個人的に思ったのはオシリスの能力テレパス汎用性高すぎない?

なんでもできちゃうじゃん。

オシリスが死ぬ日はくるのでしょうか。



​セーレの変化と疑問



今回の個人的目玉セーレについてです。

今作で1番変化が出た役だと思います。


助けたイシスの行動に興味も持ち観察対象として共に過ごします。

そのうちに感情が芽生えイシスに執着するように。自分に興味が無かったセーレが自分の変化に戸惑いつつも行動する姿がどこか子供のような

ところがありました。

合理性やメリットデメリットで行動するセーレがイシスをオシリスの元へ「行かせたくない」と。

フルカスのセリフにもあるように、これまでで

あれば「行かせるべきではない」と判断するところを自分の気持ちが乗るようになりました。

それほどまでにイシスを大事に思うように

なったのでしょう。

第3弾でセーレは「超人類はまだ完璧では無い」と言っていましたが、心を持ち悩む姿は超人類も完璧ではないと思わされました。

個人的には素直じゃないツンデレセーレが可愛くてしょうがなかったです。



フルカスとの殺陣には一瞬ビックリしました。

ここの殺陣は自分の変化に戸惑う姿がよく表れていたと思いました。

また冷静なフルカスとの対比構図がよりそれを引き立たせていたと思います。


イシスを助けた最初の殺陣は冷静でしなやかな姿でした。しかし最後のイシスを助けたい姿は感情が先行していて冷静さを欠いた勢いある殺陣だなと思いました。

そして動きを止められてイシスの死をただ見ることになるセーレ。

とても辛い場面でした。

表情によく表れてました。


そしてより辛い爆発後。

本当に辛い( ; ; )

特に辛いポイントは2つです。


1つ目はイシスを生き返らせる姿が以前の

オシリスと同じであるからです。

昔死んだイシスをオシリスが生き返らせるためにリザレクションを使う回想シーンがありました。

それと構図が一緒なのです。

そしてオシリスの時は生き返るのに今回は生き返らない切なさが辛かったです。


2つ目は最後のコピーです。

オシリスの元へ戦いに行く前にコピーの能力が

あと何回使えるか確認をしています。

そこでフルカスは使い果たしたと言い、セーレは「私も残り1発だ。」と言っています。

能力に頼れないため力づくでいくかと決め戦いに行きました。

その最後の1発のコピーを死んだイシスを生き返らせるために迷いなく使いました。

肉体がバラバラすぎて生き返らせることは

できないと一目でわかるほどなのに。

そんな状態で最後の1発を使ってでも生き返らせたいセーレが本当に辛かったです。

生き返らないイシスの残骸を抱きしめて泣き叫ぶ姿が辛かったです。



これにセーレもオシリスへ憎しみを持ち、今後

一層アガタ側につくのではないかと思いました。

螺旋機関を創るのであればそのメンバーになる

かもしれません。



そして1つ疑問が残りました。

それは見た目の変化です。

今回のセーレは第3弾より見た目が大きく

変化しました。

第4弾の冒頭からその変化した見た目です。

物語の中でセーレに変化は起きますがそれは既に見た目が変わっている状態。

私は第4弾の中でセーレの見た目が変わるきっかけとなる出来事があるんだと思っていました。

しかし見た目が変わったあとに自身の変化が起きたので、どうして見た目が変わったのだろうと

疑問が残りました。

イメージとしては失恋して髪切ると思っていたら髪切ってから失恋したような感じです。

この物語なら第5弾で見た目が変わる方が自然ではないかと思いました。

変化に時系列は関係ないのでしょうか?

細かいですが気になりました。



​第5弾予想



最後に第5弾の展開や人物予想です。


第5弾ではアガタが螺旋機関を再構築することがメインになると考えます。

今回のようにメインキャラクターを選ぶなら

イモータルになるでしょうか。

そして螺旋機関を創るには今回の出演者では

ヘリックスが少ないです。

そのため第3弾に出ていて死んでいないキャラクターがまた出演するのではないかと考えました。

メンバーとしてはリュウジンワカクサ

シデンシュンスイの4人です。

シデンとシュンスイは元々螺旋機関のメンバー

でもあるため、仲間を呼ぶとなると1番に声が

かかりそうです。


またアンガーにゼロ、クライと男性ヘリックスが結構減ったので新たなキャラクターが出てきてもおかしくないと思いました。







今回は「HELI-X〜スパイラル・ラビリンス」の

感想と次回作予想を書いていきました。

ギリギリになってしまいましたが本日千秋楽公演の配信があります。

また第1弾〜第3弾のダイジェスト映像が公式

YouTubeで今日まだ配信されています。

興味持った方は是非そちらも見てみてください!

私も第1弾、第2弾はこれで理解しました。






最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

記事が良いなと思っていただけたらいいねや

コメント、フォローなどよろしくお願いします🙇‍♀️

それでは、また👋


たまみ