甘さと厳しさ | 甘えん坊タマと甘ったれママ

甘えん坊タマと甘ったれママ

口唇口蓋裂で生まれた娘の記録

こんにちは。


自己探究大好き、タマママです。


自分を知ると、子どもの接し方が変わります。


最近、悩んでいたのが、

甘いだけでなく厳しさも必要なのではと

言うことです。


去年、全面受容の話を聞いて、

受け入れる育児を意識していました。


なので、タマは1人でトイレに行けるけど、

トイレについてきてと言うので、

一緒についていっていました。


ずっと、幼稚園で頑張っているのだから、

トイレくらいついて行ってあげよう、

そのうち1人でトイレに行けるだろうと

思っていたんですが、

年長になり、

だんだん心配になってきました。


1人で行ったらすぐ行けるのに

漏れそうになりながら

ついてきてというので

イラッとすることもありました。


年長になったのだから、

トイレに1人で行きなさいと

厳しめに言ったのと、

息子への断乳の試みがかぶった時に

タマは夜中に吐いてしまいました。


タマには厳しくしたら

体調を崩してしまうんだと

反省しました。


タマには厳しくはできない。

でも、本当にそれでいいの?

と悩んでいた時に

療育の行動観察の結果と

これからの支援計画を聞く時間がありました。


行動観察の時にできたことを

たくさん聞きました。


できたことばかりだったので、

タマはけっこうできると思って

嬉しかったんですが、

絵画語彙発達検査の結果がショックでした。




37ヶ月相当。




現在54ヶ月で、

他の子たちとは19ヶ月の差。


早生まれということもあるので、

出来る子と比べると

3年の差があるということで、

中学生で例えると、

高校生の授業についていくような感じで、

そりゃ幼稚園は大変だなと思いました。


幼稚園に行くだけでも、

頑張っていたのに、

それをわかっているようで

わかっていませんでした。


療育の支援員の方にも

「トイレについてきてと言うなら

ついて行ってあげていいんですよ。

幼稚園で十分頑張っているんだから、

たとえ、小学校になってもついてきてと

言うならついていっていいんですよ。」

と言ってもらいました。




甘えさせてあげていいんだ。




私には甘えたらいけないという思い込みが

あったことに気がつきました。


家族の希望としては、

周りの人に援助要求を

出せるようにしてほしいとしていたんですが、

私自身がやっと療育支援という助けを

求めることができたんだと気がつきました。


私はできるのが、よくて、

できないのが悪いことだと思っていました。


だからこそ、

できないことを

できるようにしなくてはということに

縛られていました。


療育支援の方が

「できる、できないが重要ではなく、

やろうとする意欲があるのか、

それが大切です。


やろうという意欲さえあれば、

今はできないことをでも

すぐに取り戻せます。


怖いのはやりたいという気持ちが

なくなることです。」


とおっしゃっていました。


療育の総合的な支援方針は

自己肯定感を高め、

子どものやる気や意欲を育むことを大切に、

わかって行動できることが

増えるように支援してくれます。


助けを求めれば助けてもらえる場があると

安心しました。


それから、タマに穏やかに接することが

できるようになりました。


前のタマは癇癪が多かったんですが、

今は言葉で自分の思いを

言ってくれるようになりました。


タマも穏やかなので、

私もさらに穏やかにいられます。


甘くするか、厳しくするかは

それが子どもの自己肯定感を高めるのに

繋がるか、そこを基準に考えていきます。