さて早速続きにいきたいのですが、

 

大前提で同情されるために書いているわけではありません。

 

昔から同情されるのがとにかくいやで

 

同情されたくないから絶対そういうことが起きたことが

悟られないようにして生きてきましたし

 

本人も「私かわいそう!」何てまじで思っていません。

 

なんなら、まじで強くなれたから結果オーライだと思っています。

 

なぜそんなにポジティブになれたかと言うと

 

例えば、母親が失踪して

 

父がお酒に走って育児放棄して虐待されて

学校も行かなくなってしまった。

 

これはとてもかわいそうな結末だと思う。

 

でも私は違う

 

母親がいなくなったとしても、私の父や祖母は

しっかりと私と姉を育ててくれて

なんなら好きなことをいっぱいさせてくれて

習い事も欲しいものもちゃんとそろえてくれて

何一つ母親がいなくなっても不自由をしていないんです。

 

だから全然かわいそうじゃないんです。

そこで私がかわいそうでしょ?って同情を求めたら

ちゃんと育ててくれた父と祖母に

めちゃくちゃ失礼なんです。

 

なんなら母親がいなくて生活水準がめっちゃ上がりました。

 

とにかくおばあちゃんのご飯がおいしくておいしくて

毎日家に帰るのが楽しみだったし、

帰ったらおやつもあるし、料亭のお料理なみの夜ご飯。

 

母親の時はチャーハン、オムライス、スパゲティのみでしたが

おばあちゃんは副菜、汁物、メインと、かなり献立もしっかりしていました。

 

そこに救われたのかな。

 

とにかく変わらず私たち姉妹にいっぱい愛情を注いでくれた。

そこが本当に救いでした。

 

私は母親が居なくなった日から、一切母親の事を口に出さないと決めていました。

(本当小学2年生なめんな。って感じw)

 

むしろずっと父親の顔色をうかがっていました。

父はショックの大きさにどんどん痩せてしまいました。

 

だから私はとにかくお父さんを元気づけるために

おばあちゃんが来てよかったよ!アピールをするようになったんです。

 

おばあちゃんが来てくれてよかった!ごはん美味しいし!

おばあちゃんが来てくれてよかった!掃除もちゃんとしてくれるし!

(母親のときはゴキブリだらけでしたw)

おばあちゃんが来てくれてよかった!たのしいよたまちゃん!

ってとにかくお父さんとおばあちゃんに言いまくりました。

 

逆に無理してるみたいで大人としては苦しかったかもしれませんね。

やっぱりそこは子供で、とにかく私は気にしてない!ということを

伝えたかったんだと思います。

 

でもやっぱり少なからず寂しいときはありました。

とくに友達がお母さんと仲良くしている姿をみると

たまらない気持ちになりました。

私は捨てられたんだって。

 

でも母親に会いたいとは思いませんでした。

お父さんを苦しめた人。大っ嫌い。

母親への憎しみ、恨みが小さいときからありました。

 

私たちを捨てた人。最低なお母さん。

 

そう思って育ってきました。

 

そして、中学校くらいになると

母親を見返してやる。

私がぐれたら負け。

 

あなたが居なくても私立派に育ちましたよって

もし会ったらいいたい。

だから勉強もするし、部活も頑張る。

あなたがいなくてよかったっていいたい。

 

いいのかどうかは分からなかったけど

とにかく母親を見返したくて、そして誰からも

 

あのこお母さんがいないから、片親だからあんな風になってしまったんだね

って言われたくない。そう思ってやるべきことはちゃんとやってきました。

 

ある意味良い反面教師だったのかもしれませんね。

メンタルが強いのもそこから来てるのかと思います笑

 

でもね。

そうやって無理してる、意識してるってことは

やっぱり傷ついてるんですよ。

 

それは今でも正直のこっています。

今現在でも小学生くらいの子をみると

やっぱり胸が苦しくなります。

そしてすごく酔っ払ったときは、

当時のことを思い出して泣くみたいです(まじで酔っ払ってるので記憶がないw)

 

子供って

子供だからわかってない

子供だから理解してない

 

って思うかもしれないけど

 

本当にそんなことはない。

子供はすごい。

 

子供はよくわかってる。

そしてちゃんと傷ついてる。

 

でも親がしっかり愛情を注げば

子供は絶対わかってくれるんです。

子供は本当に親をみています。

 

私は全部覚えています。

当時ものすごく冷静に考えていたことも。

 

私がすごいのではなく

子供って本当にすごいんです。

 

そして

 

私は27年間

とにかく母親を見返すために

母親から

たまちゃんすごいねって褒めてもらうために

お母さんいなかったけど、立派に育ったねって言ってもらうために

 

大学もいって大好きな中国もいって

留学して、中国語もある程度習得して

 

いつ会ってもなに聞かれても

あなたが居なくても大丈夫でした。

って言えるように生きてきました。

 

しかし

27年間母親への恨みや怒りがなくなった出来事がおこりました

 

それが

自分も母親になる

 

でした。

続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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