B1bis戦車(仏軍)
最近製作しているものは、主に雑誌掲載用のものばかりで、写真を公開するのはちょっとまずかったりするので、1年ほど前に作ったものを掲載します。
↑これは、フランス軍のB1bisという戦車。第二次世界大戦の初頭、1940年頃の戦車です。
まだ、どこか第一次大戦の雰囲気を残した古典的な形状の戦車ですが、火力・装甲に関しては、当時のドイツ軍戦車よりも勝っていたとか。
ただ、運用方法がまずくて、あまり活躍できませんでしたが。
↑これは、塗装前の状態です。今回作成した車輌は、「インドシナ号」といって、実在していた車輌です。当時の写真も残っていたため、インドシナ号の特徴を再現しています。(詳細は省きますが)
昔の戦車は特に、生産工場や生産時期によって特徴があり、ある程度固体識別できるものがあります。
そんな特徴を、当時の写真や図面を元に分析し、再現するのも戦車模型の楽しみの一つだったりします。
↑完成後、塗装を行った状態です。
模型の塗装は、ただ迷彩などの柄を書き込むだけでなく、ウェザリングという工程があります。ウェザーとは、文字通り天気。要は、風雨にさらされたことによる汚れや、劣化などを塗装で再現することです。
このほかにも、シャドウやハイライトを描き加えるなどの工程もあります。この模型は1/35のスケールなのですが、これを本物っぽく見せるには、「1/35の太陽光が当たっている」ように見せる必要があります。絵画を描くときに、影や光を描き込むのと同じです。
↑これは、塗装前のフィギアです。黄色い部分は、私が改造した部分です。ゲートル(脛に巻いているもの)や、ベルト、鞄の紐などを作り直しています。このほか、袖や服のしわなどを彫りなおしたりしています。
↑フィギアの顔だけ塗ったところです。ちょっとしたグロ画像ですwフィギアのサイズは、身長5センチ足らずなので、この頭は小指の先より小さいです。
フィギアの顔は、主に油絵の具を使用して塗っています。油絵の具は非常に乾燥が遅い(2~3日かかる)ため、色を混ぜてグラデーションをつけるのが非常に簡単です。
↑以上のような工程を経て、模型は完成します。このときは、ジオラマにするため、地面も作りました。
ドイツ軍を迎え撃つために出撃していく彼らですが、圧倒的な敵軍を前に、どこか悲壮感が漂っています。






