11月10日(水)に、日向坂46・3期生の上村ひなのちゃんが、グループ加入から3周年を迎えました。
なのちゃん、3周年おめでとう!🎉
4年目も応援してます☀

こんにちは、中原電車区205系です。

◆今日の2枚

(2枚とも2018年11月11日  東綾瀬公園・三枚田橋《東京メトロ千代田線・北綾瀬~綾瀬駅間》にて)


JR常磐線(各駅停車)東京メトロ千代田線小田急小田原線・多摩線系統(取手~松戸~綾瀬~乃木坂~代々木上原~新百合ヶ丘~唐木田・本厚木間)で47年間にわたり活躍した、営団6000系車両の引退・ラストランから早くも3年の月日が経ちました。


本当にあっという間に川は流れる...

(↑日曜の文化放送リスナーにしか分からないやつ😅)


毎日のように地元路線でお世話になっていたあの頃が懐かしいです。


--------------- キリカエ ---------------


今回は6月のファン卒業以来、実に4ヶ月ぶりとなる乃木坂楽曲記事です。

というのも、12月15日にリリースされる乃木坂46初のベスト(とは名ばかり)アルバムに、幻の2期生楽曲「ゆっくりと咲く花」が収録されます。

初披露の日からずっと待ちに待ち続けて、約1年7ヶ月越しの収録。
ようやく、念願の音源化が叶います。

ということで、今日の1曲はその「ゆっくりと咲く花」についてご紹介したいと思います💐

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M1.ゆっくりと咲く花
(2期生楽曲  センター:堀未央奈)

本日ご紹介する曲は、乃木坂46「ゆっくりと咲く花」です。



この曲は、2020年3月に代々木第一体育館で開催予定だった、2期生初の単独ライブのために書き下ろされた楽曲で、これまで長い間音源化されてこなかったことから“幻の2期生曲”と呼ばれています。

2期生の乃木坂メンバー・アイドルとしてのストーリーと心情を描いた、私にとっても大切な1曲です😌

(歌唱メンバー:9名  堀未央奈新内眞衣北野日奈子鈴木絢音寺田蘭世山崎怜奈伊藤純奈渡辺みり愛  Nogizaka46 2nd Members)


●楽曲との出会い、思い出について

この曲が初めて披露されたのは、昨年3月7日に配信で開催された乃木坂46のオールナイトニッポン presents 乃木坂46・幻の2期生ライブ@SHOWROOM」でした。

アンコールで2期生の“新曲”としてお披露目され、ANNリスナーとしてたまたま見ていた私も、この時に「ゆっくりと咲く花」と出会いました。


元々、乃木坂46新内眞衣のANNzero~乃木坂46のANNの1リスナーでしかなかった私。

それ故、乃木坂46の楽曲は15thシングル以降の表題曲、およびアルバムのリード曲しか当時は聴いたことがなく、上記以外のc/w曲で私が初めて知ったのが、この「ゆっくりと咲く花」と、同じく2期生楽曲の「アナスターシャ」「スカウトマン」でした。


そのライブから4ヶ月後、山崎怜奈さん(れなちさん)が当時アシスタントを務めていたbayfmの番組「金つぶ」で、ゆっくりと咲く花がラジオ初オンエア。

改めて聴いて“めちゃくちゃいい曲だな”と思い、好きになっていきました。

そしてこれがきっかけで、私は「金つぶ」をはじめ、新内さん以外のメンバーのラジオ番組も聴くようになり、同時にれなちさん推しになる一つのきっかけにもなりました。


ちょうど乃木坂ファンになり始めた直後の初オンエアだったこともあり、私の坂道ヲタ歴はこの曲の存在無しには成り立たない、と言っても過言ではありません。

ファンをとっくに辞めてしまった今でも、乃木坂楽曲の中で特に大好きな曲です。


●メロディ、歌詞について (作曲・編曲:石川陽泉、作詞:秋元康)

そんな「ゆっくりと咲く花」、作曲・編曲は石川陽泉氏。

歌詞に合った温かい雰囲気のメロディとなっていて、後半に向かって盛り上がっていくような、バラードスタイルの1曲です。


“眠れない夜に 天井を見上げ
 涙がなぜか 溢れて止まらない
 怖い夢を見てしまいそうで
 瞼をずっと閉じることができなかった...”
“自分の無力さに ただ気づかされて
 微笑み方さえ忘れた
 私は何のために ここにいるのだろう? 教えて...
 何度も繰り返し“ごめんなさい”と
 支えてくれる誰かに謝っていた”
(1番Aメロ~サビ)

このような歌詞で曲が始まり、メロディも少し暗い雰囲気で始まります。

2013年、乃木坂462期生メンバーが加入。
最初に与えられたのは正規メンバーではない“研究生”という、中途半端な立場でした。

お披露目が終わってしまえば、あとは仕事がないという状態から、彼女たちのストーリーは始まります。

1番ではその初期のころの心情が描かれています。

“私は何のために、ここにいるのだろう?”
研究生という立場を経て、全員が正規メンバーに昇格したあとも選抜にはなかなか選ばれない、という状況の中で、自分たちの存在意義を問う時間が続いたのでした。

1サビ終わりの歌詞は、13thシングルの選抜が発表された直後の新内眞衣さんの“ごめんねブログ”が元になっているようです。

私もファン時代に読みましたが、胸が苦しくなるようなブログでした...


“花にも色々とタイプがあるんだ
 土から そう 芽が出るまで
 不安な日々を過ごし
 待ち続けていた ずっと...
 風にも吹かれたし 雨にも打たれた
 日陰にだって いつしか花は咲くんだ”
(2サビ)

続いて2番では、苦しい状況の中でもいつか光が射すことを信じて頑張り続けたメンバーの姿を描いています。

特にサビの歌詞は私も大好きなところで、今でも聴くたび泣きそうになるところです😭

花にも色々とタイプがある。
日陰にだって、いつしか花は咲く。

勇気をもらえるような、本当にいい歌詞だな、と思います。


“ゆっくり ゆっくりと 蕾がふくらみ
 大きな花びらが開くその日まで
 ずっと見守りながら 待っててくれた人よ ありがとう
 みんなが そばにいてくれたから
 こんなに素敵な花 咲かせることができた
 何にもなかった野原に 私たちの花”
(ラストサビ)

2サビ後の間奏で、メロディが盛り上がっていくと同時に、8輪の花が少しずつ開いていきます。

そして迎えるラストサビでは、メンバーからファンへの感謝の気持ちが綴られています。

“何にもなかった野原に 私たちの花”
一番盛り上がった先のこの歌詞で、たくさんの悩みや葛藤、苦難を乗り越えた8輪のきれいな花が咲きます。

堀未央奈さんのラストステージとなった今年3月の2期生ライブでは、間奏の部分で2期生全員が集まり、ラストサビで一人ずつ手を重ねるようにして花を完成させていくシーンがありましたが、ここは私も涙無しには見られなかったです😭


“自分なんかどうせ
 ダメだと思わずに
 頑張ってみよう
 誰かがきっと見ていてくれる”
(エンディング)

ラストサビを経て、最後はこの歌詞で曲が終わります。

エンディングでは、今の2期生のメンバーが過去の自分たちへ、そして過去の自分たちと同じように今、壁にぶつかって悩んでいる人たちへと、温かくエールを送っています。

今年の2期生ライブでは、最後にみんなが笑顔で締めくくっていたのがとても印象的でした😌


乃木坂運営には2度と同じ過ちと繰り返してほしくはないですが、こうして自分たちのストーリーが音楽になって、誰かの心の励みになる。

それほど素敵なことは無いと思いますし、それだけでも2期生の頑張りは無駄じゃなかったと言えるのではないでしょうか☺

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ということで、今回は乃木坂46・“幻の”2期生楽曲「ゆっくりと咲く花」についてご紹介してきました。
如何だったでしょうか?

昨年、幻となってしまった2期生ライブが今年は“伝説”になったのに続いて、この「ゆっくりと咲く花」も幻の曲ではなくなります。

お披露目された時からずっとずっと音源化を待ち望んでいたので、アルバム収録曲という形でリリースが叶うことが決まって本当にうれしいです☺

楽曲の中で描かれているのは、2期生の乃木坂メンバーとしてのストーリーですが、特に2番以降の歌詞はきっと皆さんにとっても響くところがあるのではないかと思います。

たくさんの苦難を乗り越えてきた彼女たちが贈る応援歌。

とても素敵な1曲になっているので、ぜひ聴いてみてください😌

--------------- キリカエ ---------------

【追伸】
さて、この曲を歌っている乃木坂462期生メンバーですが、初めて披露された時のオリジナルメンバーは9人でした。


その後、佐々木琴子さん、堀未央奈さん、伊藤純奈さん、渡辺みり愛ちゃんが今月までにグループを卒業され、さらに寺田蘭世さんも既に卒業を発表されています。


つまり、残る2期生が年明けには4名(新内眞衣さん、北野日奈子さん、鈴木絢音ちゃん、山崎怜奈さん)だけになってしまう、ということです。


そうなると、やがて乃木坂46の中でこの曲を歌い継げる存在がいなくなってしまうかもしれません...
(3・4期生は全く違う歩みをしてきた上、歌い継ぐとしても“アナスターシャ”の可能性が高いため)


とてもいい曲なので、再び幻に戻ってしまうのはもったいない。



なので、個人的にこの曲を歌い継いでほしいと思う存在がいます。


次回の記事ではその存在と理由、そしてこの曲と内容が近い楽曲をご紹介したいと思います。



では、長くなりましたが今回はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


中原電車区205系でした🍀



ナハマカシー♪🍯