ご訪問ありがとうございます
Tamaterasu玉置です
お知らせがあります
2023年8月8日(火)~13日(日)
金沢21世紀美術館にて開催
第31回 国際平和美術展に出展します
(株式会社クオリアート主催)
私が出展する作品はこちらです
作品タイトル
『昇華の炎』
今回のモチーフは鳳凰に変容しようとしている
孔雀の化身をイメージしました
環境破壊や制圧を繰り返す人間の未来に待つものは何か?
世界に渦巻く怒りや悲しみの感情を
昇華の炎に変えて
許しあう事が出来たなら
心豊かな一段上の世界の中で
生命は無限に繋がるはずだと・・・・
青い炎VS赤い炎
マイナスとプラス
静と動
例え対極にある存在でも
互いに許しあい認め合うことで混ざり合い調和する
その調和の中から新たな命が生まれ未来へと繋がる
そんな思いを込めて描きました
青い化身はクレオ
冷静で鋭い眼力を持ち、森羅万象の善悪を見分ける力を持つ
赤い化身はパトラ
とても気が強く情熱的!猪突猛進の如く突き進む
2体合わせてクレオパトラ
おでこをスワロフスキーで装飾してます
(デコにデコる)
ここで制作秘話をお話しします
よく、『描くのにどれくらいかかるんですか?』
と、聞かれるのでお答えします
制作期間は構想から入れると半年ぐらいかな~?
まず、思い描くイメージをラフ画にします
そこから実線を決めて形にするまで
凄~く悩むので私はとても時間がかかります
でも実線が決まったら早いのよ~!
色塗りしているときは
めっちゃ楽しいです
こちらは制作初期の段階
トレーシングペーパーを敷き
イメージするラフ画を描き込みます
私は生物を描く時は早い段階で目を入れる主義
目が入った時点で命が宿ると思っているので
名前を付けて毎日声を描けます
羽が段々炎と同化していくイメージ!
めっちゃ悩んだ~~~
下から炎がメラメラと上がるイメージ
炎と羽の繋がりを自然に表現するには?
なかなか実線が決まらなかった~~
全体像をざっとイメージしてみる
とにかく進まないと始まらないので
羽の細かい部分を入れていく
背景になる羽は曼荼羅が良いかな?
と思ってイメージしてみたがピンと来ずでした
迷ったので青の方でイメージしてみる
こちらもピンと来ず
あまりにも迷って進まない時は
別の個所に意識を向ける
くちばしの周りの炎をハート型にしてみました
そこに愛はあるんか?
そんなこんなで羽の流れを意識した
フリーなラインに決定!
この様に実線が決まったら
デザインカッターでくりぬいて型紙にします!
この時は紙切り職人に成りきっています
そして今回の作品ではいつものヌーベルカレーパステルの他に
違う画材も試してみました!
①パンパステル
のびやかで滑らかな発色!
お値段が良いのも納得
付属のパフもお値段が良い
洗ってもパフについた色は落ちない・・
ダイソーので十分でした
②固形の水彩絵の具
ホルベインやクサカベ製で
小さいのはダイソーのネイル用(結構綺麗だった)
水筆で溶かしながら使います!
キラキラ効果があって綺麗だけど
パステルに水はシミの原因になるから
水加減に注意!
失敗しない様に冷や汗かきながら
息を止めて使いました
キラキラ分かります?
角度が変わるとキラキラ
飾り切りのマットがあると薦められたので金銀でオーダー
(写真はイメージです)
こちらが飾り切りのマット!奥行感があって善きですね!
額装した様子はこちらです
(縦65㎝×横58㎝×奥行4.5㎝)
ゴージャス~~
クレオとパトラの他に3体の鳥が潜んでいますよ!
どこだか分かるかな~~~
ちなみに私は8月8日(火)のみ13時~15時まで在朗する予定です
16時からのレセプションパーティーも楽しみ~
北陸新幹線でGO~~
お近くの方は是非ご観覧くださいませ
ーーーーー追伸ーーーーー
同じ作品が他でも展示されます
海外展
ベトナム国立美術館2023/10/6~10
国内
第29回日本の美術(全国選抜作家展)
上野の森美術展2024/2/18~22
現地の様子は後日投稿します
最後まで読んでいただきありがとうございました
Tamateras