2023年前期です。昨年までは,1科目60分の問題を75分で解けばいいという感じでしたが,

今回から75分の分量になっています。以前の感覚で取り組んだ受験生は,途中から

時間プレッシャーを感じたのではないでしょうか。

 

問1(やや易) 問2・問3(標準)です。

 

問1は,手順どおりで計算できます。

 

(5),(6)は等加速度直線運動する電車の天井から単振子をつるした場合と同じ設定です。

(7)は斜面に摩擦のある三角台に物体を載せ,台を加速していくとき物体が動くときの

設定と同じです。

 

       訂正)θ2をaで表します。

 

 

意味の取りにくい設定です。円環とレールと小球の具体的な図が載っていれば,

イメージがつかみやすいとは思ったのですが。

(8)でωをθ3で表して,(9)でNをωで表すというのは,順番が逆の方が自然な気がします。

(10)は単振子のような運動方程式をたてるのが問題の趣旨なのでしょうが,シンプルに

考えてもよいでしょう

 

 

(10) 補足

 

 

     訂正 小球の運動方程式(中心方向)→(接線方向)