結果、あまり、身が入りませんでした。
ファジーなるものは、春樹氏でいっぱいなのであります。
かたちの不確かなもの、
不確かなアイデンティティ、
明確に見えていたはずの実は不明確なもの。
ひとの記憶なんて曖昧でー
都合がよくてー
改竄されててなんぼでー
だけどたいていが問題にならず過ぎ行き、
大多数の人生がそうして流れ行く。
ってか。
わざわざ二段構えにされても、されなくても、
やはり安定の不明確さの王様、
春樹氏には勝てないのでした。
蜜蜂と遠雷あたりから、恩田陸さんは少しネツがさめてしまっているのです。
自分の中の旬が過ぎたのかな、、、
加齢か、、!