最近の論文や脳科学などでも言われているが、成功するしないは運次第なのだ
成功者の話はなんの役にも立たず、結局彼らは運とタイミングが良かっただけでなのである
この本には、その運を掴むにはどうしたら良いのかが実践的に書かれている
前提として、幸運=(行動×多様+察知)× 回復である
行動とは人生の中で実行した、具体的なアクションである、その数と質が大切なのである
良い運を増やすには、試行回数(行動)と多様(ここでいう多様とは、様々な分野に興味を持ちやることである)
そして、身の回りに起こる小さな変化に気づき、失敗に対する回復力が必要となる
不確実な人生で運を掴むには、明確な目的もないまま世界の探索を続け、予期せぬ偶然を待つしかないのだ
単なる偶然をチャンスに変える必要があるのだ
不運が起こりやすい人も科学的に証明されている、不運が起きやすい人は肯定的な情報より否定的な情報に関心が向く(ネガティビティ効果)が起こり、視野が狭くなるのが原因なのである
実際ネガティビティ効果と交通事故の関係は確認されている
細かな実践もさることながら、上手くいくまで上手くいってるフリをすることも大切で、最近の研究では、手に入れたい性格をすでに手に入れたように振る舞うことで、そうなるそうだ
とても人気のある本なので一読を薦める
興味深く読むことができるだろう