ノンフィクション作家で、貧困や介護、AV女優や風俗など、社会問題テーマにした執筆も数多く出している

貧困、虐待、精神疾患、借金、自傷、などのルポも多い

 

 

 

有名なものには「東京貧困女子」「崩壊する介護現場」「名前のない女たち」などがある

 

 

 

悪魔の傾聴では、著者の経験がふんだんに盛り込まれている

 

具体例として、会話形式であげられているので、読んでいて理解しやすい

 

 

 

傾聴の基本は「人の話を否定してはいけない」「比較してはいけない」「自分の話をしてはいけない」頭文字をとってH H J である

 

欲望と感情を意識すると会話が展開しやすい

 

欲望、感情、生活、のところを意識して聞くと良い

 

相手がお金の話をしたら、お金のことを聞いて良い

 

 

 

悲惨な話、自殺未遂などでも、聞き手は話し手に感情移入してはいけない

 

相手が隠していないのなら、貧困や自傷行為といった類は聞いても良い、気を遣って聞かないのは、上から目線なのだ

 

壮絶な人生を語る人に対しては、理解しようと思ってはいけない、受容し好奇心を持って聞くべきなのだ

 

 

こういった様々な生き方を知るのは本当に楽しい


この方の本は現実の可視化として読んでみることを薦める