このミステリーがすごい!2023年版、国内編第1位
このミステリーが読みたい!2023年版、国内第1位
話は、スズキタゴサクと名乗る変な男が逮捕される
彼は、自分には霊感があると、爆弾が仕掛けられている場所を話す事から始まる
スズキタゴサクはクイズと称しながら、刑事に爆弾の場所を教えていく
読みどころは、刑事の類家とスズキタゴサクの心理戦と頭脳戦だ
とにかく、スズキタゴサクが怖すぎる、刑事とのやりとりの描写も抜群に上手い
「人といふ人の、こころに一人づつ囚人がいて、うめく、かなしさ」啄木 個人的に一番印象に残り、ゾワっとした部分である
438ページとそこそこ分厚い本だが、満足感が凄い
このミス1位を受賞する納得の出来だ