入院13日目、土曜日の朝です。




水曜夕方に入れたデキサメサゾンのせいで、

睡眠時間は、水木の晩は

それぞれ3時間、4時間。




昨日は、

朝イチにはなかった「本日の予定」が

午後に炸裂。

分刻みで、

ベッドに身体を横たえるヒマもなし。




晩ごはんタイムには

疲れと睡魔で朦朧。




オキシコンチンやら

寝る前処方のポマリストやら

看護師立ち会いの薬を飲み、

血糖値を測り終えたら、

身体の指令に従い、

9時半過ぎには消灯。




夜中には

トイレに一回起きただけで

朝までぶっちぎり。

7時前にバイタルチェックに来たナースに

呼び起こされるまで、

あーーー、よう寝た。




小腹も空いて、おめざを。



今朝の胃袋は、紅茶を所望。

でもよく見たら、緑茶(笑)。

ルピシアのバトンシリーズ、

風味はオッケー。

でも総じて味は薄いので、

カップ一杯に、

やっぱりスティック2本が

ちょうどいい感じかな。




なかなか

こう爽快な、

ご機嫌な寝覚めとなる日は、

入院中はもちろん

自宅でも少ないのだが、

まさに

おとといあたりから

退院した後の生活環境について、

考えを巡らし出したところ。





骨病変対策として、

脆くなった骨にかかる負担を

少しでもかからない仕様に、

モノを買い替えたり、

家具の配置を替えたりせねばなと。




で、

まさかの電動ベッド導入計画。




新薬イサツキシマブ導入のために

入院したけど、

期せずして

骨病変対策も同時進行。




電動ベッドなんて、

病院や施設にあるもの、

あっても

我が両親のように

自宅で介護を受ける身でなければねと。




よもや

今(まで)の自分には

自宅に電動ベッドを置くことなんて、

全く想像すらしてなかった。

これが固定観念。





連日、

痛み止めの飲み方も試行錯誤し、

痛み止め飲んでも残る痛みの対処を

どうするかと思案していたら、

痛みが一番残る動作は

ベッドからの寝起き。




病室の電動ベッドを

いじくり倒しながら、

ふと、

自宅にもコレ必要だなと。

あっておかしくない。

いや、ないと困る。

固定観念の皮膜がホロリと取れた瞬間。




15年も前に買った

当時高機能とされた

ベッドマットの新調ぐらいでは

もう間に合わない。




余命何年かわからないけど、

出来れば

寿命いっぱいいっぱいまで、

自宅で快適に暮らしたい。




どうやら

介護保険を受けられる65才にまだ至らず、

「極めて末期である」と

言い切れないガン患者のワタシには、

介護保険は使えないけど、

介護用品としてじゃなく、

こうなったら

家具として導入する、ということで

いいじゃないかと。




ただ、

ベッドにスペースを

かなり取られそうなので、

自宅の病室化がますます進みそう。




集め始めた資料にある

ベッドの寸法を確認しながら、

こりゃ相当大胆にレイアウト変更、

せねばならないかなあと、

潜在下でちょっこし戦々恐々。




デイルームで見つけたこの本。

実践にすごい役立つーーー!

と言ってみたいが、

妄想の手助けにしかなっていない。笑




あとは、

ワタシの枕の硬さが気に入って、

ヒトのベッドで寛ぎたがるこの方の

寝床モンダイも考えねば。



ずろーん。

ヒトでもネコでも

心地いい場所で脱力できると

シアワセなのは一緒か。




さてさて。

そろそろ日勤看護師さん、

バイタルチェックに来る時間かな。




よい一日を!