我が家の下の世話…じーちゃんの場合についての続きです。


じーちゃんは、3回目の脳梗塞で下半身麻痺になり車椅子になりました。つかまって立つことはできるので、歩行器や手すりがあれば少しは歩くことができます。

でも、両手を離して立ち続けることはできないので、トイレは介助が必要です。


日中のポータブルトイレでの介助については昨日書いたとおりです。


今日は夜のトイレ介助について書きます。


じーちゃんが入院していた病院は夜は紙おむつにパットを入れ、陰部に安楽尿器をつけて用を足すようにしていました。


安楽尿器とはこれです


ベットの柵の間からホースを通し、陰部に装着しパットを当てて紙おむつをはかせていたようです。

ようです…というのは、私はこのセッティングを一度もやりませんでした。

じーちゃんが、退院して入所するまでは約2ヶ月。その間、夜になって安楽をセットするのはばーちゃん&夫がやってくれました。夫は私にはやらせたくなかったみたいです…

正直、ホッとしていました。
昼間のポータブルトイレでの大の処理。臀部をきれいにふくのは、そこまで嫌ではありませんでした。でも、正直、安楽を装着するとなると、嫌でも陰部を触らなければなりません。手袋をしていても嫌です…😥
だから、やらなくてよかったのはほんとにありがたかったです。

でも、じーちゃんが特養に入所して、事情が変わりました。

外泊すると、「安楽は嫌だ。あれは全然楽じゃない。」と断固拒否するようになりました。

というのも、お世話になってる特養は「おむつゼロ」の取り組みをしているからです。日中は布パンツにパットいれて、自分で車椅子用トイレに行く。夜は紙パンツをはいて寝るが、夜のトイレはコールすると介護士さんが連れて行ってくれる。
そういう生活をしていたので、家に外泊で帰ってきてもパンツがいい、安楽は使わない…と😥

まぁそうですよね。寝返りもできず、大きく動くとずれるかもしれない…じーっと大人しく寝ているのは、確かに辛い…😢

じーちゃんも言い出したら聞かないので、
家でも日中は布パンツ
夜は一応紙パンツ
でも用を足したくなると、ブザーで呼ばれます。そして、だいたい2時間おき、夜の11時、1時か2時、4時頃、6時頃…
その度にトイレ介助。

義妹が来れる時は、義妹が
来れない時は私が夜の担当

ばーちゃんはこの頃はまだ認知症になっておらず、じーちゃんが嫌いで
「わしゃ一緒になんか寝ない」と
夜のトイレ介助拒否でした😢

でも、幸いなことに家で介護したのは約2ヶ月。その後は1年ほど外泊生活を送り、コロナで外泊はできなくなりました。
どこかでほっとしている自分がいました。

今年は外泊できるようになるでしょうか…
6月頃からリフォーム開始なので2ヶ月ぐらいはかかりそう。じーちゃんの部屋を元に戻し、ばーちゃんの部屋と隣同士に。
じーちゃんの部屋の押し入れをトイレに変更して、車椅子のまま行けるようにします。そしたら、ポータブルトイレの始末をしなくて良くなるので、少しは楽になるでしょうか…

そのお家ごと、トイレ介助は違うと思います。うちはじーちゃんが在宅していたのは
2月と3月でまだ北海道は寒い
月金はティサービスで入浴
水はリハビリのディサービスで入浴
一日置きにお風呂に入れてもらっていたので、インセンすることはなかったので、本当にありがたったです。

異性の義理の親の下の世話
やりたくないのが本音ですし、もし、自分が将来トイレ介助が必要になったとしたら… 息子にはしてほしくないし、お嫁さんだって嫌でしょう。
そうなったら、迷わず施設にお世話になるつもりでいます。
自分が嫌だったことを、自分の子供やそのお嫁さんにさせたくはないです。

このことについては、今から子ども達に話しています。
でも、まずはそうならないように健康で歳をとっていけるように気をつけます。