メタボ  「どっか行きたいとこあるか?」




嫁    「首里城」




メタボ  「あーー、もう過ぎとんじゃないかよー」





慌ててカーナビの目的地を首里城に設定しなおすメタボ。





メタボ  「首里城の電話番号!」




自分の車にカーナビのついてないメタボには


目的地の設定が電話番号入力でしかできない。




嫁    「首里城に電話はないぞ!」




メタボ  「なら行けん。」




嫁    「お前、ナビに頼らんと自力で行けや。」




メタボ  「黙っとれ、ボケ!」




メタボ  「おのれがいらんとこ行きたがるで道間違えたがや。」




嫁    「・・・・・・・・」




メタボ  「もう首里城やめや、ホテルに向かうぞ。」




嫁    「・・・・・・・」





レンタカーのアクセルをベタ踏みするメタボ。





方向もわからず車をとばしていると看板が・・・・





『首里城公園 2キロ』





矢印の方向に車を走らせ駐車場に停める。





車を降りた親子3人に会話は当然ない。







守礼門近くで先頭を無言で歩くメタボに娘が走り寄った。




娘     「パパみんなで一緒に歩こうよ。」





メタボ   「うちはもう終わりや。お前好きなほう選んどけよ。」






娘の頬に涙が流れた。