奴が戻ってきた。
約一ヶ月前、親子3人でやってきて席を離してほしいという
珍しい注文をしたメタボリックなこんちくしょう野郎が。
今日は一人である。
今日は嫁さんが実家で義弟の子供のお守である。
朝から晩まで自由な時間がある。
映画でも観ようと先月ポケモンとポニョをみた
シネコンに出掛けた。
このメタボ、今日はどんな無理難題を言いつけるのかと
スタッフは身構えていた。
スタッフ 「次の方どうぞ。」
メタボ 「今から観れる一番早い映画、1枚」
こいつなんでもいいのかよ。
スタッフ 「デトロイト・メタルシティがあと5分で始まりますが・・・」
メタボ 「じゃあそれ。」
どういう映画の観かたする奴だ。早くどっか行ってくれ。
メタボ 「次に・・」
なんなんだ、また席の位置に文句をつける気か。
メタボ 「それが終わってから一番早くやる映画1枚。」
なにぃぃぃ!
スタッフ 「ゲゲゲの鬼太郎、千年呪い歌になりますが?」
さすがに中年メタボにゲゲゲはないだろ。
メタボ 「じゃあそれ。」
観るのかよ。
メタボ 「ゲゲゲの後、30分あけてつぎの映画は?」
まだ観るのかよ。30分は飯の時間かぁ?
スタッフ 「先行上映のハンコックですが。」
メタボ 「じゃあそれも。」
こいつ一日中居座るつももりかよ。暑苦しい身体して!
メタボ 「ハンコックの終わりは何時?」
スタッフ 「5時半になります。」
メタボ 「じゃあ7時ぐらいの映画1枚。」
おぃおぃ、もう最初の映画始まるぞ。
スタッフ 「ダークナイトがありますが?」
メタボ [それで。」
一ヶ月ぶりにやってきたメタボなこんちくしょうは
ホットドック、ポップコーン、コーラを買いこみ
シネマNO8へと入って行った。