学生の時にコンビニでバイトしていた頃の話。

 

 

 

 

私は小さな頃から遅刻、忘れ物は日常茶飯事だった。

 

そのお陰で初めてのバイト先では「もう来なくていい」と言われた。

 

その時、掛け持ちもしてた。

 

掛け持ちしていること話した時、なんでそんなお金が必要なんだとか聞かれて

 

携帯代のこととか趣味のこととか話した。

 

そしたら「携帯代どんだけかかってんの」と店長。

 

「15000円くらい」

(iPhoneだと普通だと思いたい)

 

「高っ!!アダルトサイトでも見てるんじゃないの?」

 

とデリカシーのかけらもないことを言われた。

 

周りに居た従業員もなにも言わない。

 

学生の私には正直ショックの大きい一言だった。

 

来なくていいとクビにされたけど、今思えば辞めて良かった。

 

 

 

そしてその時に掛け持ちしていた出前店。

 

仕込みのやり方を教えてもらっていたとき

 

「もうやだ」と入って二日目で匙を投げられた。

 

それでも出来ることはやって、年末の忙しい時期には

 

厨房には人が溢れるくらいに居て、まだ入って間もない私は

 

頼まれたことしかできず、頼まれた仕事が終わっては店長に報告。

 

そして別の仕事を頼まれの繰り返し。

 

気づけばもう夜。終業の時間。

 

12時間働いた。休憩はなし。

 

いつ休憩に行けるのかと、自分の番を待っていたら終わってしまった。

 

その時点でやばいと感じたけど、続ける気で居た。

 

次の自分のシフトを確認しにシフト表を見ると、私の名前はどこにもなかった。

 

必要ないんだと思ってそれから出勤することはなく、あっちから連絡も一切なかった。

 

 

 

三度目の正直と思いながら入った回転寿司のバイト。

 

接客はしたくないので、もちろん厨房。

 

基本的に出勤できる時はしたいと思い、特に休みたい曜日等の指定はしなかった。(フラグ)

 

2ヶ月ほどで仕事にもある程度慣れた頃、

 

学校の行事で仕事を休もうと、すでに決まってしまっていたシフト表に

 

申し訳ないなと思いながらも、その場にいたマネージャーに相談した。

 

すると「店長も色々考えながらシフト作ってるんだからさあ…」

 

と嫌そうな顔で返された。

 

「すみません」と謝ったけど、今思えばただ自分が店長に伝えて嫌な顔されるのが怖いだけじゃん。

 

私が言えたことじゃないけど…

 

っていうか、短気なバイトの先輩が急なシフト変更お願いした時は

 

普通に変更してたんだけどな?

 

結局陰キャでなにも言えない無知な奴が喰われちまうんです。

 

しばらくして夏休みに入って、

 

それまで以上にシフトも増え、週6で9時〜21時のシフトを組まれていた。

 

相談?もちろんなかったです、そんなもの。

 

そしてついには週7になったシフト。

 

朝が苦手で夜は寝つきが悪い私。

 

正直しんどかったけど、予定もない私にシフトを断る理由はない。

 

だけどやっぱり精神的に限界が来てしまった。

 

寝坊をかまし店長からの電話で起きた。

 

もう休みたかったけど、電話には出る。

 

「何分くらいで着く?」と店長の問いに

 

「今日誰がいますか」と意味不明な質問返し。

 

私が居なくても回るかどうかの確認。

 

そしてそれが私の最後の言葉でした。

 

それから鬼電きたけど無視。

 

最後まで少しでも店の心配した自分を褒めたい。(黙れ

 

 

 

ここまで長々書きましたが、ここからが書きたかったこと。

 

つまり本題。つまりここまで全て前置き。

 

長い。長すぎる。

 

 

 

四つ目のバイト先、コンビニ。

 

人と関わるのが苦手。コミュ障。陰キャ。

 

そんな私にとっては大きな壁に思えた接客という仕事。

 

やってみれば案外出来ちゃったりして、

 

非常識な客にイライラしたけど、従業員さんはみんな優しくて楽しかった。

 

それまで働いてたバイト先とは全然違った。

 

そこで恋もしたりした。

 

まだ10代だった私にはかなり年上だったけど、

 

ちょろい私は優しいM先輩に惹かれた

 

私の居ないとこでかわいいと言っていたことも嬉しかった。

 

少しデリカシーのないとこも、「ごめんね」の言い方もちょっと訛ってて好きだった。

 

バカみたいに私が恋している中、色んな人が辞めていってしまった。

 

住宅街でバス停も近いからか、学生バイトが多かった。

 

高校生や大学生は卒業と同時に辞めていってしまう。

 

その頃に、就活で辞めていった先輩Y子さん。

 

M先輩と仲良くて、仕事が終わった後一緒に帰ったりもしてた。

 

いとこか家が近所とかかなと嫉妬も何もなくそう解釈してた。

 

Y子先輩とは一度だけシフトが被ったことがあって、

 

話し方も喋り方も優しくて、「ごめんね」の言い方も可愛かった。(アッ

 

Y子先輩は、辞めてから一度だけお店に来た。

 

スーツ姿で私の好きなM先輩と仲良く話していた。

 

少しだけ会話が聞こえて「今から?」と聞くM先輩に対して

 

Y子先輩は大きく頷いた。正直、可愛かった。

 

その様子を、その時一緒に入ってたS先輩と見ていると

 

S先輩「あれ誰?」

私「前ここで働いてた人」

 

しばらくしてY子先輩はお店を出て、二人でM先輩の元へ。

 

S先輩「彼女っすか?」

 

その質問に先輩は否定せず、照れ笑いをした。

 

そして点と点が線になった。

 

一緒に帰っていた理由。

 

「ごめんね」のイントネーションは全く一緒だった。

 

そして目の前で繰り広げられていた二人の会話。

 

さすがに帰り道は泣いた。

 

しばらくしてM先輩は辞めていってしまった。

 

理由は忘れた。

 

恋が終わってからも、M先輩と話すのは楽しかったから

 

シフトが被ると嬉しかった。

 

そんなM先輩が辞めていってしまって、

 

バイトに行くのが少し憂鬱になってしまった。

 

でもすぐに新しい人が入ってきて、

 

8つ上の男性(Nさん)だった。

 

Nさんもフランクでよく話すだった。

 

私も話しやすかった。

 

だけど、Nさんは時々全然話さない時があった。

 

まあ話したくない時くらい人間誰しもあるし、あまり気にしてなかった。

 

そんなある時、また話さないNさん。

 

仕事終わりに話しかけられたと思ったら

 

「これから遅刻したら今日みたいに話さないから」

 

と言われた。

 

確かに思えば話さないのは遅刻したときだった気がしなくもない。

 

でも私、別にNさんと話したくてバイトしてるわけじゃないし、

 

なんでNさんと話さないことが罰だと勝手に思い込んでいるんだろうか。

 

逆ギレ承知で言わせてほしい。

 

きっっっっっっっっっっっしょ。

 

 

 

その頃からかな。

 

マネージャーのやばさも垣間見えてきたよ。

 

というか、やばさに気づき始めた。

 

誰かがミスしたら、しょうもないことでも

 

グループLINEで公開処刑。

 

ミスした人が手を挙げれば、

 

そのままグループLINEで怒りに任せ、連投。

 

「納品されるはずの商品が来てないのに来てない!検品したの誰!弁償して!」

 

と激怒LINEが来た日。

 

その日の出勤は私とギャルの女の子だった。

 

そして検品担当は私。

 

マネージャーのいう「来てるはずのもの」は見てないし

 

来てないものを来たことになんかしない。

 

検品漏れがあれば必ず再度見返す。

 

でもめんどくさいし、言ったとこで通じないから無視した。

 

しばらくしてグループLINEを見ると

 

ギャルの女の子とマネージャーが論争してた笑

 

内容はごめん、忘れた。

 

ただ、そんなの知らない、来てないよとギャルの子。

 

次のシフトの日、パートさんや他の従業員が完全に私がやらかしたという目で見てくる。

 

そこまでされると、私が間違っていたのかと自分を疑い始める…

 

マネージャーが来て、案の定怒った様子で

 

自分で業者に電話して。私知らない。

 

と言われるまま電話をかけた。

 

結果、納品日はその日じゃない。

 

通常納品じゃないから、他のものよりも発注から納品まで発送に時間がかかる。

 

とのこと。

 

それをマネージャーに伝えると

 

笑いながら「ごめんね」の一言。のみ。

 

は?散々喚き散らして、他の従業員から白い目で見られたのにそれだけ?

 

正直土下座して欲しいくらいだった。

 

もちろんやばいのはそれだけじゃなく、

 

マネージャーと二人でシフトに入った日

 

私がお客さんに無理なお願いをされ、断っても頑固なお客さんに困って

 

事務所に居たマネージャーに助けを求めに

 

事務所に入ると、マネージャーはカメラのモニターを見ていた。

 

私が事情を話して、対応してもらいお客さんが帰った後、

 

マネージャーは「あぁいうのは自分で対応してよ。私あぁいうの嫌いなんだよ」

 

ん?この店の責任者は誰だっけ…⁇⁇

 

店長という存在がいないその店の責任者はマネージャーであり、

 

なにかあったら責任者が対応するものでなかったっけ?

 

てかモニターで私のこと見て、私が対応し終わるの待ってたよね。

 

きっっっっっっっっっっっっっっっしょいな。

 

更に、そこは夫婦で経営してて

 

マネージャーの夫でありオーナーがそこの店舗責任者だった。

 

そこのヘルプに行ってほしいと頼まれた。

 

かなり距離あったけど、一回ならいいかと思って一度だけ入った。

 

終わった後、ちらっとそこのシフトを見ると、

 

次の週にも私の名前が…

 

陰キャコミュ障はそれでもなにも言わず従った。

 

気づけば、メインのはずの店舗より

 

ヘルプだけのはずのサブの店舗のほうがシフトが多かった。

 

ちなみに交通費は出ない。

 

ある日、仕事中にオーナーに事務所に呼ばれ

 

何かと思えば、「声が小さい」

 

これは毎度言われること。

 

そして続けて「たまきさんが入ってる時売上悪いんだよ」

 

と言われた。それは意味がわからなすぎて「それ私が悪いんですか」

 

と言い返すと「いやまあ、たまきさんだけに言ってるわけじゃないんだけどね」

 

ちょっとほんとに何言ってるかわからなかったです。

 

夫婦揃って頭おかしいことは理解した。

 

しんどくて、苦手意識を持ったNさんに

 

「辞めたいけど辞める理由がない。どうしよう」と溢すと

 

「じゃあ死ねば?」と返された。

 

相談相手を間違えた。ほんとに死にたくなった。

 

オーナーの店舗に入って一年ほど経って、本格的に辞めることを視野に入れていた頃、

 

突然オーナーから、保険に入らないかと提案を受けた。

 

そこに入れば退職金も出るし、と。

 

そして、よくわかっていないまま私は保険に入らされた。

 

ただ、私はその頃携帯を持っておらず、

 

以前持っていた携帯の料金を滞納しすぎて

 

自分の名義で携帯を買えずにいた。

 

そのために、保険を契約する時の連絡等は

 

バイト先を経由して私に伝えられていた。

 

そんなある日、私の事情を知らないマネージャーは

 

「携帯買いなよ。買わないとクビにするよ。」と私に言った。

 

のそ日の夜、私は色んなことを考えてた。

 

遅刻常習犯だったものの、急なシフト変更も嫌な顔せずOKしてたし

 

週7で入ったこともあったし、バイクの免許取りなよと散々言われてほんとに取りに行ったし

 

サービス残業もしまくったし、

 

たまにある飲み会やら集まりは、なぜか私だけ強制参加させられ

 

その割にはしっかり2000円請求され、それでも何も言わず

 

ずっと辞めたかったけど、他の従業員のことを考えると辞めることができず

 

いっそクビにしてくれないかと考えてたくらいなのに、

 

なんでクビにすることを脅しのように使えるのか。

 

辞めたいのはこっちの方なのに。

 

結果朝まで寝ることができず、

 

その日もシフトが入っていたけど

 

母も見ていられなかったようで、辞めなさいと言われ

 

電話は怖いので、LINEで辞めることを伝え

 

ブロック、グループも退会して

 

一方的に逃げた。

 

罪悪感と解放感で感情がぐちゃぐちゃになってるとこに

 

後輩からの心配のLINEで無事泣きました。

 

今思えば、あれがなかったら辞めてなかったし良いきっかけでした。

 

今も別のコンビニ、同じ系列で働いてるけど

 

比べものにならんくらいホワイトに働かせて頂いてます。

 

 

 

 

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。

 

すっきりしました。

 

みんなもブラックなバイトには気をつけてね。

 

何度死んだ方がマシだと考えたか。

 

でもクソみたいなバイトより命を大切に!!!!

 

それぞれ会う職場環境は必ずあるから!!!!!

 

職種よりも職場環境の方が大事だなと個人的に思いました!!!!!!