お祝いの気持ちが溢れている披露宴。


久々に会うご友人同士盛り上がる方々・・・クラッカー


仲のよい職場のお仲間同士、いつもの飲み会のノリで


盛り上がる方々・・・ビール


体育会のノリで熱くお酒を酌み交わし盛り上がる方々・・・ガッツ



ご親族同士で嬉しさのあまりちょっと飲みすぎて大声で話し続ける


方々・・叫び



それぞれに思いがあり、それは楽しくしていらっしゃいます。


それは良いのですが、


例えばどなたかが前でスピーチをされている時や


余興をしてくださっている時。



インタビューを受け、お話ししてくださっている時などは


一旦仲間内の盛り上がりはストップにしませんか?



その日のために一生懸命お祝いの気持ちを伝え


盛上げようと練習してきてくださった方のために


目を向け、耳を傾けるのは披露宴のマナーです。



ただ賑やかにすればよい、


何だかメッチャ盛り上がったなあ(身内で・・・)というのは


ちょっと間違った楽しみ方だと思います。



場の空気を読み


何よりも新郎新婦お二人の門出を


品位と節度をもってお祝いしてさしあげる。


それが披露宴の祝い方ではないでしょうか。



司会者として声を大にし注意することはできませんが


たまに残念でたまらない時があります。


自分の技量がないから、ゲストを惹き付けられないの??


司会を始めてしばらくはよくそんな思いにかられ、


自分の未熟さを責めたものですしょぼん



今でもたまにそんな場面があった時、


あらゆるアイデアで何とか注目していただこうと努力するのですが


それでもダメな時はダメ。





たまにお二人が他のお客様に対して気を使っていらっしゃるのを


感じてお気の毒に思うこともあります。



最高に幸せな気持ちのお二人が


大切なご列席者の方々に


楽しく気持ちよく過ごして頂きたいと考えている披露宴。



その気持ちをわかってあげて欲しいです・・・。