早速、作業に取り掛かりますが、その前に。
使用予定だったスプリットメカボは細かい調整が必要な仕様には(DSG初心者な私の場合)向かないなと感じたんで今回は使用を取り止め、前に買ってみたE&Cのメカボで組む事にしました。
メカボックスが上下に分割される事が災いしてバラバラに動いてしまい、タペットの給弾タイミングの確認作業が非常にやりにくかった・・・
ガチ流速に転用して使ってたZCのケースが割れてしまったので(やむを得ず)買った
この時のメカボケースで進めます。
一応、この時に諸々チェックしたから強度には期待できないけど使えそう、シリンダー部前方の割れ対策加工とレールの面取りだけは行ってみました。
組んでデータを取るだけ取って割れたら買え、俺
軸受は標準でボールベアリングが入ってたので、精度や耐久性は全く期待出来ないけどそのまま使用。
ピストンとケースのクリアは少し広めだけど修正が必要か悩む感じなので一先ず弄らず様子見、AOE見てみたら良い感じ。
全て無加工でAOEはこの位置!
いつも通りにグリップとモーターを付けたらシム調整をして
ベベルとピニオンのメーカーを揃えてあります。
余ってたマルイ純正・パトリオット用スイッチ周りを装着、動かせる状態にすべくギアを載せ直したら、ダブルベルのグロックの慣らしに使って好印象だったナスカルブを塗布して各ギアの慣らし運転。
オイルだと飛び散ってしまうで慣らし運転のみ使用。
カットオフレバー使うの凄い久しぶりだな、接点スイッチも。
ギアの慣らしとかも久しぶりなんだけど、今回使ってるBig DragonのDSGギアって摩耗が早いらしいのですよ。
前述の通りCo2グロックの全バラ・擦り合わせ調整時に効果が体感出来たナスカルブの効能が出たら良いなぁと。
よし、一旦開けて清掃したらグリスアップし直して、加工したタペットプレートやシリンダー周りも組み込んでメカボを閉じたらCNCの等ピッチ130スプリングを入れて準備完了。
ちなみにタペットプレート、このギアセットのセクターギアだと調整が凄い楽でした。
余ってたマルイのA2タイプをベースにしましたが、羽の高さを落として少し仕上げた程度で大丈夫そうだったんで、そのまま組んで試してみまーす。
一先ずは動作確認、廃棄予定のレシーバーに納めてグリップとモーターを付けてバッテリーを接続したら・・・
バッテリーが満充電じゃなかったけど・・・
うおおおぉぉぉww
これ良いね!
良いけど・・・
冷静になって音から察すると普通のハイサイクル程度って気が・・・
バレル周りを付けて計測してみたら(落胆して写真撮るの忘れたんだけど)初速こそ91m/sぐらい出てるもののサイクルが24.8r/s。
DSG組んだ意味無ぇ( ´Д`)
タペットプレートの調整もそもそも必要無かったレベル
とりあえず開けて各部を確認、やっぱりメカボに標準で付いてたボールベアリング軸受は嫌なのでORGAのステン軸受に交換。
オイルレス軸受にするか悩んだけどステンを採用。
初速こそ出てたけど不安が残るのでピストンのOリングを毎度のFRUSに交換。
軸受を交換したのでシムも調整し直し、ついでにグリップを余ってたEPGに交換。
使って実績の有る部品を採用しながらメカボを組み直してみました。
これでどうよ・・・・
試運転の結果、ほぼサイクル変わらねぇ
マジかよー、と思いつつスパスパ動かしてたらピストンロック
ピストンロックに関しては少し緩めかつレールが短い形状の謎ピストンに原因が有るだろうと推測。
サイクルの方は・・・
んー、マルイ純正配線じゃ厳しいのかな?
純正をベースに途中で分割できる様にミニT型端子を割り込ませてるんで、多少のロスも有りそうだし。
モーターの性能的には良い(筈)んだけど、例えば可能性としてモーターがハズレ個体だったり、モーターは良いのに電装系トータルでモーターを活かし切れてなかったり・・・
そもそもモーターが本領を発揮するのは11.1Vであって、ニッスイ9.6Vでは足りないとか・・・
リポバッテリーならCレートで多少の味付けを変えられるから、7.4Vでもパンチ有るみたいだしね、出力特性はニッスイより全然良い筈。
最近はリポ採用を少し考えたりしてるけど、先ずはピストンを信頼できる物に交換して組み直す所からやってみようかな。
今回もまた長い製作記になりそうですわ・・・