試射会に持ってって流速チューンのM4を使ってて思ってたんです、


流速チューン要らなくない?


って。


だって、初速がボチボチ出ていて良いホップ回転が掛かれば40mぐらい真っ直ぐ飛ぶし、それ以上の距離はジジイの目だと視認しにくいし。







色んな部品を買って試したり壊したり捨ててまた買って、完成まで漕ぎ着けた事に満足はしてるんですが、50m以上を目指す必要性が全く無い上に反動が生まれる程の衝撃の大きさからメカボの短命化も懸念されるんで、少し大人しい仕様にリメイクします。


で、ハイサイクルは別で作るしスタンダードな仕様は既に完成・運用してるし・・・






流速チューンを作るに際して色々と調べてた時にプチ流速なる言葉が目に入ってました。


流速チューンの様にホップを掛ければ掛かる程に初速が上がるのではなく、ホップの強さが一定に達して以降は初速がほぼ変化しない仕様だとか。


要は、ホップ山を弾が通過する際の抵抗に負けない程度にピストンに慣性質量を持たせつつ、最大出力としては常識的な範囲で収める仕様と推察、特別な仕様ではなさそう。


流速の様にギリギリまで弾を栓として保持し、一気にドーンまでの出力は要らない様子。


割りと良く有る初速アップ仕様でピストン重量を重めにした感じかなとイメージしてます。






私が作った流速チューンではピストンヘッドこそステンレスの重い物ですが、それ以上の重量化は行っておらず、これスプリングを弱いのに交換するだけでイケるんじゃない?と思ったので、QDメカボの利点を活かして手持ちのスプリングで試してみて、方向性を先ず掴みます。


メカボを摘出しないとスプリング交換が出来ないのは仕方ないのでレシーバーを分解・・・














あ・・・








ついに・・・・


メカボ割れてる(´༎ຶོρ༎ຶོ`)






いや、スプリングは硬いしピストンヘッドもステンレスで重い上に硬いし、いつか割れるとは思ってたけど・・・


まー、プチ流速に作り替えようと思い立って開けたら割れてたんで、そう言うタイミングだったのかな。


2ヶ月ぐらい前に絞り入りのシリンダーヘッドに交換した時は割れてなかったのに・・・


このメカボをハイサイクル仕様に使おうかと思ってたのに・・・






ちなみにこのZC Leopadのフォージングプレスメカボックス、商品詳細のページでは削り出しだとか鍛造とか書いてあった気がするし名前からして鍛造みたいな雰囲気ですが、恐らく鍛造でもないし少なくとも削り出しではないですね、材質は6000番代のアルミで成形の過程で切削はしてる筈ですが削り出しじゃない。


購入して流速を作り始めた時にもそんな事書きましたが、削り出し部品特有の切削跡が全く無いですしケースに僅かに反りが有りましたが抜群に軽い所だけは良かった。


プレス成形と切削を行って製造してるって意味なのかな。


あまりハードな仕様でなく軽量化の為に使いたい場合には良いのかな、悪い物ではなかったけど余り期待しない方が良いかと思います。







んー、割れちゃったのよ、メカボが。


手持ち・使用中の中で一番高価な奴がゲロー


これ以上の物を求めると恐らくRETRO ARMSのメカボしか無くなる訳ですがアレ2万円近くしますな。


私が買った当時はZCのメカボも1万円程度でしたが世相を反映してか便乗か1.5万円ぐらいしてるし、そのぐらいなら仕方ないし高くないじゃん?って思える程には麻痺してないんですよ私も。


何なら今回の件でハードチューンならメカボも消耗品と認識したので、私みたいに腕がなく壊す可能性が高い人間なら幾ら高級かつ高品質な部品でも弄り壊すから安いので良いかな、と。








はい、買ってみました。

パッと見はキレイです。


Amazonで『メカボックス   ver2   QD』で調べて出て来たから買った奴っす。


Amazonでエアガンパーツを漁りまくってる人ならご存知かと思いますが製品パッケージにはE&C、後から貼ってあるラベルには良品武品って書いてありますがE&Cの部品って事ですな。




ボールベアリング軸受が標準で入ってますが全く信頼してないので交換予定。

たぶんシム調整し切らないしノイズ出ると思う。


手元に届いてから気付いたんですが、メカボ右側には前後方向に走る溝が。

レールが途切れてないのは良いかも。


次世代電動ガンと違ってダミーボルトカバーだけがパコパコ動く擬似ブローバック対応っぽいですね。


これ要らないけれども恐らく割れる所じゃないし無視します。


これってケース左側はマルイの樹脂レシーバーによる擬似テイクダウン対応で右側は非対応って事になりますな。右側も擬似テイクダウン対応のロットとか有りそう滝汗




開けてみたところ、特に強化されてる形状の部分は無いので消耗品確定かなゲロー

いたって普通。


割れ対策の加工をしてもハードな仕様だと大して延命出来ないんだろうな・・・








流速仕様で使ってたCYMAのレシーバーに合わせてみました、各ピンの位置とかチャンバーとの相性とか色々有りますからね。

問題無さげ。


グリップも付けてみましたが、グリップやストックのネジ及び各ピンを固定する順番に多少気を付ける必要は有りますが加工は不要、グリップとの隙間も発生しないですウインク


ここも問題無し!


合わせてみたチャンバーはACE1ですがメカボの穴に僅かな余裕を持って挿さりつつメカボ前面とピッタリ接触。


基本的には問題無く使えそうですが・・・

⚪︎付属のネジの六角穴の精度が良くないので交換が無難。付属品は後でナメると思う。


⚪︎右側ケース、ネジ部の通し穴が場所によって少し細く、左側ケースの雌ネジと同時に噛んでしまう場合が有るので先に確認・調整は必要でした。






まー、これだけ書いといて、プチ流速はこのメカボ使わないんですけどねw


ちょっと脱線しましたが、流速チューン作製の初期にG&Gのメカボケースを使ってまして、きっと壊すだろうと予備のケースも買ってあったので、そっちで作ってみますプチ流速。